目次のリーダー罫線の前後に「アキ」を入れる〈肯定先読みと肯定後読み〉

目次のリーダー罫線の前後に「アキ」を入れます。

正規表現の肯定先読み肯定後読みを使います。

リーダー罫の前に「アキ」を入れるには、

文字スタイル「文字後のアキ量(二分)」を用意します。

段落スタイルの正規表現は、「肯定先読み」です。

.(?=\t)

次に、リーダー罫の後ろ(ノンブルの前)に「アキ」を入れます。

文字スタイル「文字前のアキ量(二分)」を用意して、

段落スタイルの正規表現は、「肯定後読み」です。

(?<=\t)\d

図版のオブジェクトスタイルを作る

文字ツールで四角を描き、横幅を本文にあわせます。

01文字ツールで四角を描く→横幅を本文にあわせる

オブジェクトスタイルを作ります。

02オブジェクトスタイルを作る

図版のタイトルを入れます。

03図版のタイトルを入れる

手動でサイズを変更したときは、スタイル再定義をします。

04サイズを変更して、スタイル再定義。ほか変更

Wordを配置「スタイルを自動的に読み込む」

Wordのスタイルを活かして、InDesignに配置する方法です。

メリットは、

①ルビが反映され

②編集者のコメントも読み込まれ

③図版スペースも配置されます

Wordを配置するときは、下のようにチェックを入れてください。

「スタイルを自動的に読み込む」→「InDesignスタイルの定義を使用」

※あらかじめ、WordとInDesignのスタイル名を同じにしておきます。もし違っても、配置後に修正できます。

読み込んだあと、もし不要な文字スタイルがあたっていたら

不要な文字スタイルが当たっていないことを確認し、

①全行を選択し、段落スタイルのオーバーライドを消去

②1ページ目から、各「段落・文字スタイル」の文字色を変更し、全ての文字に段落スタイルがあたっているかチェックします。

図版スペースと欄外コメントについて。

①図版スペース、欄外コメントは、コピペして、オブジェクトスタイルをあてます

勝手に文字スタイルがあたるときの解決法

Wordを配置すると、ときどき、指定していない文字スタイルがあたるときがあります。

回避方法を探しました。

Wordを配置をします。

当たっている、文字スタイルに色をつけます。

文章を順に見ていくと、途中から、文字スタイルがあたっていないことがわかります。

ここでは、「。」と「こ」の間で件の文字スタイルが切れています。

Wordを開き、該当の箇所をコピーして、

1ページ目の1行目の頭にペーストします。

美しくない方法ですが、これで解決しました。

Wordの「改ページ」は「セクション区切り」の方がいい

Wordの改ページは「セクション区切り」の「次のページから開始」の方がいいのではないかと。

「改ページ」をInDesignに配置すると、不要な改行が増えませんか?

「改ページ」の代わりに、「セクション区切り」の「次のページから開始」にすると、

不要な改行が増えませんでした。

スタイルに「改ページ」を指定すると、便利です。

Wordのルビは、InDesignに反映されます。

Wordのルビは、InDesignに反映されます。

Wordにルビをふると、行間が広くなります。

レイアウトの余白と、行間を調整します。

Wordにルビをふると、行間が広くなります。レイアウトの余白と、行間を調整します。

Wordのルビは、InDesignに反映されます。

Wordのルビは、InDesignに反映されます。

第一回勉強会のおさらい

第一回勉強会のおさらいです。

最後に、次回に向けてお便りを募集します。

①ルーティンワークより、クリエイティブな時間を増やそう。

ついでに、残業を減らそう!

②時間を作るために、WordとInDesignをリンクさせる。

編集中に本文組みの「準備」をして、DTPは半自動化

半自動化のために、Wordのスキルをあげるべし

  • スタイル
  • インデント
  • 行間アキの調整
  • 英数字の全角半角の統一
  • 無駄なスペース、1行アキを削除 等々

次回は、より具体的に、仕事に直結する内容を目指します。

そのために、

  • 本文組みの疑問点
  • 不便に感じていること
  • あればいいのにと思う便利な機能
  • 進行中の仕事の問題点

等々、なんでもご連絡ください。

  • Wordのスタイルの使い方、作り方
  • インデントの使い方
  • 高度な検索と置換の例
  • InDesignの表の作り方(長田氏に直接説明した方がいい?)

また、希望があれば、「簡単で迷わない、デザインの仕方」も説明します。

石澤のデザイン方法は、効きます!

……と、思います。

勉強会005「本文組みの指示」

本文組みを依頼するときは、手描きのメモがあると便利です。

①ページについて/章扉のイメージ

②注意点や語句の統一について

③見出し、囲み、強調文字、脚注、図版スペース等の指示

④コラム等、本文以外のページ

⑤本文とは異なるデザインの章について

ちなみに左の手書きは、oh!が描いてくれた指示書です。

とてもわかりやすい!