Excelのデータで表を作るとき、「表スタイル」を用意しておきます。
「表スタイル」で、セルスタイル、枠や罫線を指定します。
次に「表の罫線」を指定します→外枠の線のことです。
そして「行の罫線」→横線のことです。
次に「列の罫線」→縦線のこと
できあがりは、こんな感じです。
【2】セルスタイルふたつ。Excelのデータで表を作るとき、あらかじめ用意しておくべきこと
Excelのデータで表を作るとき、あらかじめ「セルスタイル」をふたつ用意しておきます。
44の基準は、
- 本文用として(各項目という意味)、「本文/セルの余白天地2mm左右1mm」
- ヘッダー用として、「ヘッダー/セルの余白天地2mm左右1mm」
セルスタイルの作り方は、
次に、
セルの余白とは↓
修正はいつでもできるので、ここでデザインについて深く考えないほうがいいです。
【1】段落スタイルふたつ。Excelのデータで表を作るとき、あらかじめ用意しておくべき
InDesignで、エクセルのデータを使用して表をつくるとき、
- 「段落スタイル」を用意しておいたほうが、あとあと楽です。
44が用意している「段落スタイル」は、
- ヘッダー用として、「10級/行間12歯/新ゴB」
- 項目用として、「10級/行間12歯/新ゴL」
上記のふたつが、44の基準です。
もちろん他のデザインにあわせて、段スタイルはいつでも臨機応変に変更してください。
「読み込みオプションを表示」。Excelのデータで表を作るとき、いつも忘れること
InDesignで、Excelのデータを利用して表を作るとき、
- 「配置」でエクセルのデータを指定します。
このとき忘れがちなのが、
これ、いつも忘れて慌ててます。
柱の数字を自動的に表示、変更するのが「テキスト変数」という機能
柱がめまぐるしく変わる場合、「テキスト変数」という機能を使います。
柱の数字、文言を自動的に表示、変更してくれます。
これが正しく表示されないときは、余計なテキスト変数がどこかに潜んでいるケースが多いです。
テキスト変数を定義された文字スタイルを検索し、削除すれば解決。
文字スタイルの検索は、
http://www.dtp-transit.jp/adobe/indesign/post_1414.html
を参照。
段抜きした見出しと本文が近過ぎるときは、
日本語と英数字の隙間が広すぎませんか?
日本語と英数字の隙間が広すぎませんか?
妙に広く空いていませんか?
正規表現スタイルで英数字のみ文字ツメを解除する
英語だけ、詰めを解除できます。
「正規表現スタイルで英数字のみ文字ツメを解除する」の記事は、正規表現スタイルの勉強にもなります。
とても参考になります。
二行取り見出しが変になる
添付した「44_2行取り見出し.indd」から見出しを読みこんで、見出しを適用するとどうなりますか?
見出しの読み込み方はこちらの記事です→
見出しを使い回すとラクチンです。
InDesignの見出し等は、流用できます。
- あらかじめ、2行取り見だし、3行取り見出し等々を「cmDの見出し」として用意しておく(cmD全員用)
- 新刊をレイアウトする際、「cmDの見出し」を読み込む
- 見出しのデザインを加える
とすれば、素早くデザインできます。
例えば、編集から原稿をもらったら、
- 見出しを読み込むだけで、一冊、あるいは一章全体を一瞬で組めます。
- 次に、見出しのデザインを「段落スタイル」で変更
- 一瞬で見出しデザインが全ページに適用されるので、
- 本文全体を見ながら、デザインできます
見出しの読み込みかたは、