柱の数字を自動的に表示、変更するのが「テキスト変数」という機能

柱がめまぐるしく変わる場合、「テキスト変数」という機能を使います。
柱の数字、文言を自動的に表示、変更してくれます。
これが正しく表示されないときは、余計なテキスト変数がどこかに潜んでいるケースが多いです。
テキスト変数を定義された文字スタイルを検索し、削除すれば解決。
文字スタイルの検索は、
http://www.dtp-transit.jp/adobe/indesign/post_1414.html
を参照。

二行取り見出しが変になる

スクリーンショット 2016-06-29 7.23.07
まず、本文組みの確認。 「グリッド揃え」→「仮想ボディの中央」

 
 
スクリーンショット 2016-06-29 7.23.30
次に、「2行取り小見出し」の確認。 「グリッド揃え」→「なし」

 
 
 
スクリーンショット 2016-06-29 7.24.43
ついでに、「段落スタイル」の基準も「なし」に。

 
 
添付した「44_2行取り見出し.indd」から見出しを読みこんで、見出しを適用するとどうなりますか?
 
見出しの読み込み方はこちらの記事です→

見出しを使い回すとラクチンです。

InDesignの見出し等は、流用できます。

  1. あらかじめ、2行取り見だし、3行取り見出し等々を「cmDの見出し」として用意しておく(cmD全員用)
  2. 新刊をレイアウトする際、「cmDの見出し」を読み込む
  3. 見出しのデザインを加える

とすれば、素早くデザインできます。
例えば、編集から原稿をもらったら、

  • 見出しを読み込むだけで、一冊、あるいは一章全体を一瞬で組めます。
  • 次に、見出しのデザインを「段落スタイル」で変更
    • 一瞬で見出しデザインが全ページに適用されるので、
  • 本文全体を見ながら、デザインできます

 
見出しの読み込みかたは、

スクリーンショット 2016-06-29 7.41.14
読み込みたいInDesignのデータを指定するだけです。

インデント

下のような、7文字下げのインデントは、
スクリーンショット 2016-06-19 15.04.47
計算式で入力します。
14(級) *(×のマークです/SHIFT + け) (文字)  Q(単位です)
下の項目の頭に、マイナス記号を付けます。
スクリーンショット 2016-06-19 15.09.42

3行どり見だしで、見出しが2行

スクリーンショット 2016-06-19 11.23.46
 
改行は、「段落内改行」と呼ばれる手法で、

スクリーンショット 2016-06-19 11.30.54
改行は、コマンド + リターン です。

 
もし、文字が天地に広がってしまったら、
スクリーンショット 2016-06-19 11.33.08
 
行のスタイルを変更します。
行のスタイルを変更します。

 
なぜか妙に広い行幅になってしまったら、
スクリーンショット 2016-06-19 11.27.33
「段落行取り」を選択すると、修正されます。
「段落行取り」を選択すると、修正されます。

 
 

2行どり見だし

スクリーンショット 2016-06-19 11.11.23
下のように、段落の設定を「2行」にするだけです。
スクリーンショット 2016-06-19 11.19.03
もし本文の行送りが狂ったら↓

注意点。 本文の段落設定→グリッド設定[仮想ボディの中央]
注意点。
本文の段落設定→グリッド設定[仮想ボディの中央]