《肯定先読み》数字付き見出しの頭に記号をつける方法。

ハイフン付きの数字付き見出し3種類の頭に、それぞれ記号をつけます。

本文中にも●付き数字が出てくるので、肯定先読みを使いました。

検索文字列 →  ^\d{1,}(?=●)

検索文字列 →  ^\d{1,}-\d{1,}(?=●)

検索文字列 →  ^\d{1,}-\d{1,}-\d{1,}(?=●)

肯定先読みのオマケの記事→「《肯定先読み》見出しの数字だけ、半角から全角にする。

かっこ()の前後を詰める→文字組みアキ量設定

かっこ()の前後を詰めるには、文字組みアキ量を設定します。

新規の文字組みセットを作ります。

その前に質問。

文頭にかっこ()があるときは、どちらにしますか?

「行末受け約物半角」を選んだものとして、説明します。

「文字組みアキ量設定」→「基本設定」を選択。

「新規」をクリック。

名前をつけます。

はじめ括弧類を「0%固定」にします。

同様に、終わり括弧類も「0%固定」にします。

下のように、かっこの前後が詰まりました。

上の青囲み部分は詰まっていないので、読点→はじめ括弧類を「0%固定」にします。

詰まりました。

下の赤囲み箇所も「0%固定」にします。

下のように詰まります。

英語と数字

ただ、全角数字の前後の字間は影響を受けません。

全角数字

詳細設定です。

下のように、「後の文字クラス」と「全角数字」を選び、

適当に数字を入力します。

数字と数字の間だけ、詰まりました。

次に、ひらがな、カタカナ、漢字との間です。

まず、「前の文字クラス」。

数字の後ろだけ、詰まりました。

この後、「後の文字クラス」も同様に。

数字付き見出しの3段階の検索と置換

数字付き見出しを検索と置換で、段落スタイルをあてます。

考慮するのは、

  • 数字がふた桁になる
  • 文字が多くて2行になる

見出しの文字数は、下の青い字です。

①すべてに、標準の段落スタイルをあてます。

検索文字列 →  ^\d{1,}●

あたりました。

②次に、2行なる26文字以上を選びます。

検索文字列 →  ^\d{1,}●.{26,}

あたりました。

③次に、ふた桁の数字で、25文字以上を選びます。

検索文字列 →  ^\d{2,}●.{25,}

あたりました。

少し特殊な枠囲みです。文字に枠線が重なることと、角丸の変形を解決しました。

少し特殊な枠囲みです。

文字に枠線が重なる問題と、サイズを変更したときの角丸の変形を解決しました。

下のデザインを枠で囲みます。

見出しの最後の文字「り」の後ろに、枠のアンカーを入れます。

下のデザインになります。

説明しやすいように青色にしましが、最後にM20にします。

アンカーをつけたために、白い文字の上に枠線が重なっています。

これを解決します。

角丸にしない枠で囲みます。

枠のアンカーは、見出しの最後の文字「り」の後ろです。

枠のサイズは、左右天地それぞれ1ミリ小さくしますが、

それは、枠線の一部を切ると、天地左右が1ミリ大きくなるからです。

切断した線を文字にかからないように、適当に伸ばします。

枠のサイズが決定したら、最後に角丸にします。

最後に角丸にしたのは、枠のサイズを変更すると角丸が変形するからです。

のつもりだったけれど、いま検証したら変形しないです。

どうして?

縦組みに、横組みの脚注を入れたい。

縦組み本文に、横組みの脚注は入れられません。

で、脚注をアンカー付きオブジェクトにします。

しかしそれでは、本文行が増減に連動して脚注が動いてします。

さて、どうすればいいか。

完璧ではないのですが、以下の方法はいかがでしょう。

版面を大きくします。

アンカー付きオブジェクトの「段の上下境界線内に収める」にチェックを入れます。

アンカーの行が移動しても、脚注は動きません。

アンカーが次ページに送られると、脚注も一緒に移動します。

InDesignの縦組み本文で、横組みの脚注をレイアウトする方法。

実践はしていないのですが。。。