原稿に記号とカッコをつける理由

これからみんなと一緒に勉強する、新しい本文組みについて説明します。

これが理解できないと先に進めないので、2、3回読んでください。

下のように、何の印もないテキスト原稿が入ったとします↓

プリントを見ながら、ひとつひとつ文字や文章に段落スタイルや文字スタイルをあてるのはたいへんです。

時間がかかるわりに、不正確です。

そこで44の目指す本文組みは、デザインを施す箇所に、目印として記号とカッコをつけます

この目印が、InDesignで活きます!

速くて正確!

※記号を付ける作業は、

①Wordの「高度な検索と置換」

②InDesignの「検索と置換」

のどちらかを使います。手作業はしません。

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絶体絶命の赤字がやってきた。ロバートさんの名前と苗字の間にだけ、中黒を付ける。

責了で、すごい赤字が来ました。

ロバートさんの名前だらけの書籍で、

ロバート家のロバートケネディは、ロバートケンとロバートジョージの息子で、ロバート通りのロバートキヨサキがロバートジョンと共同して、ロバートジェラルドにロバートスミスを紹介したのがロバートだとしたら……

こんな本文で、ロバートと名前の間に、中黒「・」を入れなさい、という修正です。

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