スタイルの編集に簡単アクセスする方法

段落スタイルが多いと、該当するスタイルを探すのが面倒でした。

簡単な方法がありました。

段落スタイルの一番上に、カーソルを置いた箇所のスタイルが表示されます。

コントロールを押しながらクリックすると、「編集ほにゃららら〜」と出るので、すぐに編集画面を開けます。

便利です。

99とmieのInDesign教室2日目「スタイル」

前回のおさらい

InDesignはトラブルに悩まされます。

では、トラブルの主たる原因は?

新しいドキュメントを作る。

プライマリーテキストフレームにチェックを入れる。

Wordを配置して、「プライマリーテキストフレーム」の働きを知る

フレームグリッドを設定する。

段落スタイル「本文(段落なし)」を作る。

段落スタイル「本文(段落あり)」を作ります。

基準とは、

段落スタイルの基準を変更すると

インデントを指定する。

段落スタイルを複製します。

スタイル名「箇条書き」

左/インデント→14Q(本文の級数を単位付きで入力)

1行目インデント→−(マイナス記号)14Q(本文の級数を単位付きで入力)

箇条書きのスタイルをあてます。

まれに、行間が広くなることがあります。

段落スタイルに「オーバーライド」マーク「+」が付いています。

オーバーライドを消去をクリックします。

問題

問題1

問題2

問題3

段落スタイル「1行の見出し」を作る(行取り2行)

+マークをクリック

段落スタイル「1行の見出し」を作る(段落前のアキ1行)

ページの先頭行では、段落前のアキはありません

段落スタイル「2行の見出し」を作る。

見出しの上に1行アキができたら、
行送りの基準位置を「仮想ボディの上/右」に

文字スタイルを作る。

文字スタイルを段落スタイルに設定する(正規表現スタイル)

段落スタイルのなかに、「正規表現スタイル」というものがあります。

文字スタイル「数字(見出し頭)」を設定します。

テキストの「^\d」の意味は↓

^段落の頭
\d数字

文字スタイルは手動で指定しなくても、自動的に適用されます。

数字をふた桁にすると、

ひと桁目の数字に文字スタイルがあたりません。

正規表現スタイルのテキストを変更します。

+ひとつ以上、という意味です

2桁とも、文字スタイルがあたりました。

〈見出し作りの基本〉1行見出しと2行見出しを同時に作り、2行見出しがページを跨がないようにする。

〈見出し作りの基本その1〉

1行見出しと2行見出しの段落スタイルを同時に作ると面倒がない

※グリッド揃え「仮想ボディの下」にしているので、

①行送りは変えられません。でも、おおむねOK!

②2行になる見出しの改行は、普通の改行でも強制改行でもOKです。

〈見出し作りの基本その1〉1行見出しと2行見出しの段落スタイルを同時に作ると面倒がない

〈見出し作りの基本その2〉

2行見出しがページを跨がないように、段落分離禁止オプションを指定する(段落中のすべての行を分離禁止)

〈見出し作りの基本その2〉2行見出しがページを跨がないように、段落分離禁止オプションを指定する(段落中のすべての行を分離禁止)

〈見出し作りの基本その3〉

見出しに、飾りの罫線をつけます

〈見出し作りの基本その3〉見出しに、飾りの罫線をつけます

〈行送りを指定したいとき〉

2行見出しの行送りを指定したいときは、グリッド設定を「なし」にして、段落スタイルを2行用と3行用に分けます。

見出しを行取り2行と3行に分けます

グリッド設定が「なし」なら、行送りを変更できます

グリッド設定が「なし」なら、行送りを変更できます

あらいくん、まっさん、丁寧にWordのデータを作ると、InDesignに配置するだけで初校が出来上がります。

Wordの原稿をInDesignに配置すると、一瞬にして本文が組み終わります。

Wordの原稿をInDesignに配置して、本文組みの自動化

すごくないですか?

見出しとか、見出しの線とか、ルビやコラムの背景網までも、自動化できます。

ときどきバグるので、目視は必要だけど。