これが簡単じゃないかな。目次のリーダー罫の前後のアキを広げる方法

目次のリーダー罫は、前後が詰まるのでかっこ悪いです。
2種類のリーダー罫を用意しました。
①右側のリーダー罫は、打ち消し線です。
②左側のリーダー罫は、ピリオドです。級数を下げています。
どちらにしても、リーダー罫の前後が狭いです。


※InDesignのデータは、リーダー罫の前後にアキスペース.indd


 

リーダー罫(点々)と文字が重なりそうに近いです。


検索置換で、タブを「1/3スペース+タブ」に置換します。これでリーダー罫の前にスペースがあきます。

ノンブルの文字スタイルの縦中横設定の上下位置を調整します。これでリーダー罫の後ろにスペースがあきます。

リーダー罫(点々)の前後が広がりました。

 
先頭文字スタイルや正規表現で悩むより、こっちの方が手っ取り早いかも。

正規表現/目次のリーダー罫の前後にアキを入れる方法/段落スタイルの正規表現スタイル

目次のリーダー罫の前後にアキを入れる方法です。
リーダー罫は、打ち消し線を使っています。
※InDesignのデータ → リーダー罫の前後にアキスペース.indd

赤丸印の箇所が、アキです。全角アキを指定しました。

この記事では、段落スタイルの正規表現スタイルを使います。
正規表現は、下の4つ


タブの前の(肯定先読み)文字 → .(?=\t)


タブ → \t


タブのあとの(肯定後読み)文字 → (?<=\t).


数字がひとつ以上(1回以上)段落の最後 → \d+$


段落スタイルの正規表現スタイルは↓

1年に3回くらい探す「InDesignのライブラリフォルダー」はどこにあるの?

InDesignの調子が悪くて初期設定に戻すとき、例えば「ドキュメントの復元を延期しますか?」とか訊かれたときとか、毎回毎回「ユーザーのライブラリフォルダー」を見つけられず悩みます。

今日も探しまくりました。

“1年に3回くらい探す「InDesignのライブラリフォルダー」はどこにあるの?” の続きを読む

テキストフレームの連結を解除する方法〈その2〉/スクリプト

記事「テキストフレームの連結を解除する方法〈その1〉/スクリプト」の続きです。


InDesignのテキストフレーム分割アレコレ – DTP Transit」に載っているスクリプト「StorySplitter_3.0.jsx」。
※スクリプトは、「StorySplitter_3.0.jsx – DTP・印刷質問掲示板過去ログ」から入手を。


このスクリプトを使えば、テキストフレームを前半と後半のふたつに分けられます。

左から2番目を選択します。

スクリプトの「StorySplitter_3.0.jsx」をクリックし、

 
一番下を選択します。

テキストフレームは、前半と後半のふたつのグループに別れました。

テキストフレームの連結を解除する方法〈その1〉/スクリプト

テキストフレームの連結を解除する方法です。
これ、手作業だとすごく面倒臭い。
スクリプトを使えば、一発!
ここで紹介するスクリプトは、2種類です。
1 ひとつだけ、連結が解除されるスクリプト
2 すべて、連結が解除されるスクリプト

4のテキストフレームが連結しています。

左から2番目だけ選択し、

スクリプトの「BreakFrame.jsx」をクリックするだけ。

左から2番目のテキストフレームだけ、連結が解除されました。


「SplitStory.jsx」というスクリプトを使うと、

「SplitStory.jsx」をクリックすると、

すべての連結が解除されます。

続きは、「テキストフレームの連結を解除する方法〈その2〉/スクリプト」です。

縦組み本文の超基本。2桁数字だけ半角、それ以外は全角数字にする方法

縦組み本文の超基本です。
①2桁の数字だけ、横並びにします(縦中横設定)
②2桁数字だけ半角、それ以外は全角数字に変換
まず、上の①。
本文の段落スタイルの「自動縦中横設定」を2桁に設定します。
これで、2桁の数字だけ、横並びになります。

 
次に、スクリプトを使います。
2桁数字だけ、半角になります。

こちら→のサイトを参考にしました。

Microsoft Wordで、段落の1字下げにスペースを使わないこと

Microsoft Wordで編集するとき、段落の1字下げは、Wordの機能を使うとDTPでの事故が減ります。

Microsoft Wordの段落下げ。これで段落が1字分下がります。

この機能を使うと、InDesignでDTPをする際、段落スペースを消去せずに済みます。

  • 作業時間の短縮
  • ケアレスミス削減

になります。
もし著者からの原稿に1字下げのスペースが入っていたら、編集する前に検索置換で消去。
 


ブログ「mottainaiDTP」の記事を参考にしました。

複数の段落スタイルは、「次のスタイル」で一括変換

段落スタイルの「次のスタイル」は、超便利!
時間短縮!
複数の段落スタイルが続く場合、段落スタイルの「次のスタイル」を指定しておけば、一括で変換できます。
変換したいテキストを選択し、controlを押しながら最初の段落スタイル→「〜を適用して次のスタイルへ」をクリックするだけです。
CMLの英語本を参考にして、Goくんが作成してくれた動画です↓

44が作成した動画です↓

こちらの記事も同じです→http://cm-publishing.co.jp/dtpschool/dtp/1214/

《サンプル目次》一括変換するために、段落スタイルと文字スタイルと先頭文字スタイルの作り方

ひとつの段落スタイルと複数の文字スタイルを、クリック一発で変換できます。
一括変換は、「先頭文字スタイル」の機能です。
手順は5つ。
1 デザインする
2 段落スタイルを作る
3 文字スタイルを作る
4 段落スタイルの「先頭文字スタイル」を指定する
※これがちょっと難しい→慣れないと試行錯誤が必要
5 テキストに段落スタイルを適用する
この手順で作れば、修正は超楽チンです!
 


1 デザインする


文字の級数、書体、色を指定し、デザインを大雑把に確定します。

 
下線、打ち消し線の指定も忘れずに。

 
各要素の間には、Tabを入力。




2 段落スタイルを作る


段落スタイルを作るために、まず先頭の文字を選択します。

 
「新規段落スタイル」を選び、

名前をつけます。ここでは「Step」と名付けました。書体と級数は、自動で記録されています(一応、要確認)。

 
次に、段落スタイル「Step」でタブを設定。




3 文字スタイルを作る


段落スタイルの次は、文字スタイルの設定です。各文字を選択してから

文字スタイルで、

 
新規文字スタイルを作成します。

スタイル名をつけます。ここでは、「1」。フォント、スタイル、サイズが自動入力されていることを確認します。

 
あわせて、文字カラーが自動入力されているか、確認。

すべての文字スタイルを作成し、出現する順番通りに並べます。

 




4 段落スタイルの先頭文字スタイルを指定する


最初に作成した段落スタイル「Step」を開き、「先頭文字スタイル」を指定します。



5 テキストに段落スタイルを適用する


目次のテキストを選択し、段落スタイル「Step」をクリックします。

段落スタイル名「Step」の後ろに「+」がついているときは、必ず「選択範囲のオーバーライドを消去」をクリックします。

最後に段落スタイル「Step」で、タブを調整します。

完成!デザインの調整は、必ず各スタイルで!