行頭の中黒「・」を天地中心に揃える(文字組み)

行頭の中黒「・」が左に寄っています。

文字組みで解決します。

新しい文字組み「B(名前はテキトー)」を作成します。

「後の文字クラス」→「中黒」→「段落先頭」を25%にします。

「前の文字クラス」→「中黒」→「上記以外の和字」を25%にします。

左右中心に揃いました↓

カタカナ、英語等もお忘れなく。

しかし、タブの後ろの中黒「・」は、調整が必要です。

そこで、文字前のアキ量を四分にした文字スタイルを作ります。

その文字スタイルを、段落スタイルの正規表現で指定します。

テキスト → \t・

揃いました。

実践、表の作り方〈02〉セルスタイルと表スタイル

まず、ひとつだけセルを作ります。

「セル基準」という名前にしました。

段落スタイルは、「黒_左」にして↓

余白は、適当に1ミリ←いつでも変更できるので、テキトーです。

線幅もテキトーです(0.3ポイントにしたつもりなんだけど、なぜか3.6ptに……)↓

基準になるセルスタイルを用意したら、次に表スタイルを作ります。

さきほどの「セル基準」を指定して↓

セルと表の線の区別が付きにくいので、線の設定を1ポイント/青にします。

しかし、ここで指定した線は表に現れません(この記事の最後〈疑問〉で解答します)

試しに、文字なしで表を作成します↓

文字のない表を作る

実験で、セルの基準の線を変更してみます。

セルの基準を変更してみる

〈疑問〉表スタイルの境界線は、どこに引かれているのか?

セルを指定しないときに、境界線が現れます↓

表スタイルのセルを変更すると、境界線が見えます。

続きは↓

実践、表の作り方〈01〉段落スタイル

表の作成は、段落スタイルからはじまります。

段落スタイルは、あらかじめ予想される色と行揃え分を用意します。

今回は、赤い字からはじめます。

これが、段落スタイルの基準になります↓

グリッド揃えは、「なし」です↓

これは、「中央揃え」で↓

黒い字も↓

このとき、基準を「赤_中央」にします↓

「赤_均等左」を作ります←このネーミング、重要です

基準は、「赤_中央」↓

均等配置の左です↓

同様に、「黒_均等左」も作成します↓

いま作成した「黒_均等左」を適用すると、不具合がでます。

1行目をみてください。

「均等」になってしまうのです。

そこで、「黒_左」を作ります↓

適用すると↓

同様に、「赤_左」も作成します。

段落スタイルは6つになります。

段落スタイルの基準「赤_中央」に変更を加えると、すべてに反映されます。

基準の段落スタイルを変更すると、すべて変わる

ついでに、文字スタイルの「赤」を用意しておきます↓

続きは↓

ノンブルと柱だけのマスターページを作る

レイアウトが複雑なときは、ノンブルと柱だけのマスターページを作ります。

名前を「A-ノンブルと柱」にします。

次に、本文1のマスターページを作りますが、このとき「基準マスター」を「A-ノンブルと柱」にします。

記事「https://design44.dtp.to/dtp/8642/」のように、「マスターにテキストフレーム」のチェックを外しています(つまり、テキストフレームはありません)。

もうひとつ、本文2のマスターを作ります。

1と同様に、「基準マスター」を「A-ノンブルと柱」にします。

本文2は、わかりやすいように黄色を敷きました。

柱とノンブルの修正は、「A-ノンブルと柱」で行います。

自動的に、本文1と本文2でも修正されます。

InDesignの柱とノンブルのマスターを修正します

さて、次に

①本文のマスターにテキストフレームを入れてみます

②文字を流し込みます

③本文のマスターページで、レイアウトをいろいろと変えてみました

④テキストフレームは、ダブっていません。

InDesignのマスターページを変更する