Word原稿を受け取ったら、現在使われているスタイルを表示する

oh!の書籍を担当しました。

44の仕事風景、その1です。

※ここでは、英語、数字、記号、かっこ等の半角全角の揃えは省略しています。


Word原稿を受け取ったら、「現在使われているスタイルを表示」します。

使われているスタイルは、7つ。

「標準」と「フッター」は間違いかもしれないので、検索します。

下のように、検索できますか?

結果、「標準」は使用されていませんでした。

じゃ、なんで表示されているんだろう?と思わくもないけれど……

赤い文字にスタイルがあたっていない。

スタイルをあてます。

赤色の文字をスタイルに置換する。Wordの高度な検索と置換です。

実際にスタイルがあったかどうかをチェックするには、

Wordです。スタイルがあたっているか、色を替えて確認する。

事故の元を発見しました。

図版のタイトルとコメントが、ルールなく混在しています。

そこで、

図版タイトルは、青い字のスタイルに。

コメントは、斜体のスタイルにわけました。

よって、現在使われているスタイルは下のようになります。

改ページを文字に置換します。

Wordの文字をプレーンテキストにする前に、改ページを文字に置換する。

「テキスト加工済み」という名前をつけて、別名保存します。

それをプレーンテキストに別名保存します。

3つのファイルになりました。

Wordで行頭のスペースを削除する〈高度な検索と置換〉

Wordの高度な検索と置換で、行頭のスペースを削除します。

動画は↓

Wordで、行頭のスペースを削除します。

検索対象の呪文は、^13{1,}

呪文の解説をします↓

上の呪文を文章にすると、

行頭のスペースが、ひとつ以上あるもの

となります。

がしかし、Word の機能にこんなのあります↓

Wordで、ページ数を挿入して、ページ数を整える。

編集するとき、「改ページ」を入れてページ数を追う方法です。

30年くらい前から使われている手法ですが、一番わかりやすいです。

「はじめに」や「もくじ」のページ数が決まっていないときは、予想されるページ数で。

Wordに改ページを挿入して、ページ数を整える

Wordに、ノンブルを入れる。

「挿入」→「ページ番号」と進み、

「ページ番号」をクリックします。

位置と配置を指定し、「書式」をクリック。

開始番号を入力します。

上で11と入力したのは、

1ページ目は本扉。

その後ろは、白ページ。

はじめには後送原稿で、予定では3ページから5ページまで。

目次が、6〜10ページ。

となると、本文は11ページから。

44の場合、そんな想定で進行することが多いからです。

レイアウトにページ数が表記されます。

これで、編集しながらおおよそのページ数を追えます。

改ページは↓

改ページのスタイルを作ると便利です↓

oh!への課題「Word編」

Word編

Wordの基本を学ぶだけで、デザイナーとの意思疎通がスムーズになります。

校正出しが早くなります。

ケアレスミスもなくなります。

  1. 字数×行数の指定
  2. 文字の色付け
  3. 段落をつける
  4. インデント
  5. オリジナルスタイルを使う
  6. オリジナルスタイルを作る
  7. そのほか

目を通したら、必ずコメントを入れてください。

短くてOK!

既読マークの代わりです。