Wordについて質問です「スタイルをあてると、一部のみを強調したいのに、文章全体が強調されてしまいます」

質問が来ました。

ありがとう!

Wordの新しく作ったスタイルをあてると、一部のみ強調したいのに、文章全体が強調されてしまうのはなぜ?ってことですね。

上の画面の「種類」を「文字」に変更するだけです↓

Wordは、ここで段落スタイルと文字スタイルを分けています。

Wordについて質問です「箇条書きスタイルを当てると「●」の右にタブ(→)が表示されてしまう」

質問が来ました。

ありがとう!

Wordの「箇条書きスタイルを当てると「●」の右にタブ(→)が表示されてしまう」とは、下の黄色い箇所に↓

数字の後ろに、勝手にタブが入ってしまうということですね。

拡大すると↓

タブがあったほうが、高度な本文組みができます。

けれど、特に使わないならタブは邪魔です。

タブのない設定にします。


手順1

タブの入らない設定は、後からでも指定できます。

下の●(数字の箇条書きなら数字)を触ってから、

「リストのインデントの調整」→「タブ文字」を「なし」にします。

 

Wordで、見出しの自動ナンバリング

Wordの見出しスタイルに、「自動ナンバリング機能」を加えます。

「スタイルの変更」を選び、

「基準にするスタイル」→「段落番号」を選択。

 

見出しに番号が付きました。

ナンバリング機能を加えたときは、スタイル名を変更してください。

「★見出し1行どり(頭に番号)」とか。

【Part3】→Wordのスタイルで、一括で、※や*を上付き⽂字にしたい

※や*に、一括でスタイルをあてる方法です。

下の例文の※や*を、一括で上付き文字にします。

高度な検索と置換を使います。

検索対象 → [※*]

「置換」→「書式」→「スタイル」と選び、

「★上付き文字」を選びます。

※と*が、一括で上付き文字になりました↓

【Part2】→Wordで、BMI=体重(kg)÷⾝⻑(m)2 などの式 で、「2(⼆乗)」の部分を上付き⽂字にしたい

上付き文字のスタイルを作ります。

「スタイル」→「新しいスタイル」と選び、

名前をつけ、

種類→文字

基準にするスタイル→ (現在の段落のスタイルのフォント)

「書式」→「フォント」と選び、

「上付き」を選択します。

スタイルを当てると、上付き文字になります。

 

Wordで、「改ページ見出し」のスタイルを作る方法

「改ページする見出し」のスタイルを作れます。

「スタイルの変更」を選び、

「書式」→「段落」と進みます。

「改ページと改行」→「段落前で改ページする」を選びます。

もし、「改ページする見出し」のスタイルに変更するなら、

「★見出し3行どり」というスタイル名を「★見出し3行どり(改ページ)」として、新しく作ったほうがいいです。

 

こちらが便利です→「Wordで、改ページスタイルを作る方法

Wordの見出しスタイルに記号をつける

Wordのスタイルに、記号をつけます。

記号は、

見出し4行どり → □

見出し3行どり → ◇

見出し2行どり → △

見出し1行どり → ▽

※記号のルールは、Shimoにお願いします。

なるべく編集が使わない記号で、記事「[本文組み・かっこと記号編④]かっこと記号をユーザ辞書に登録」を参照してください。


「高度な検索と置換」を選択します↓


検索する文字を指定するために、「書式」→「スタイル」を選びます↓

 


「★見出し4行どり」を選択し、OK↓

これで、検索する文字は「★見出し4行どり」になりました。


次に、置換後の結果を指定します。

「検索後の文字列」に、□^& と入力します。 ※□は、任意の記号です。


「置換」→「書式」→「スタイル」と選び、


「★本文」を指定します。


「置換後の文字列」と「書式」が下のようになったのを確認して、「すべてを検索」をクリック。


「★見出し4行どり」の行は、頭に記号の □ が付き、本文と同じスタイルになりました。


以下、同様にスタイルを記号に置き換えると↓

InDesignでは、これらの記号を使ってデザインされたスタイルを適用させます。

 


編集者が、記号付けまでの作業をするという意味ではありません。

「スタイル→記号付け」は、InDesignでもできますから。


そのほか、参考記事「★印の段落スタイルを検索と置換でまとめて変換→★も消します。