《サンプル目次》一括変換するために、段落スタイルと文字スタイルと先頭文字スタイルの作り方

ひとつの段落スタイルと複数の文字スタイルを、クリック一発で変換できます。
一括変換は、「先頭文字スタイル」の機能です。
手順は5つ。
1 デザインする
2 段落スタイルを作る
3 文字スタイルを作る
4 段落スタイルの「先頭文字スタイル」を指定する
※これがちょっと難しい→慣れないと試行錯誤が必要
5 テキストに段落スタイルを適用する
この手順で作れば、修正は超楽チンです!
 


1 デザインする


文字の級数、書体、色を指定し、デザインを大雑把に確定します。

 
下線、打ち消し線の指定も忘れずに。

 
各要素の間には、Tabを入力。




2 段落スタイルを作る


段落スタイルを作るために、まず先頭の文字を選択します。

 
「新規段落スタイル」を選び、

名前をつけます。ここでは「Step」と名付けました。書体と級数は、自動で記録されています(一応、要確認)。

 
次に、段落スタイル「Step」でタブを設定。




3 文字スタイルを作る


段落スタイルの次は、文字スタイルの設定です。各文字を選択してから

文字スタイルで、

 
新規文字スタイルを作成します。

スタイル名をつけます。ここでは、「1」。フォント、スタイル、サイズが自動入力されていることを確認します。

 
あわせて、文字カラーが自動入力されているか、確認。

すべての文字スタイルを作成し、出現する順番通りに並べます。

 




4 段落スタイルの先頭文字スタイルを指定する


最初に作成した段落スタイル「Step」を開き、「先頭文字スタイル」を指定します。



5 テキストに段落スタイルを適用する


目次のテキストを選択し、段落スタイル「Step」をクリックします。

段落スタイル名「Step」の後ろに「+」がついているときは、必ず「選択範囲のオーバーライドを消去」をクリックします。

最後に段落スタイル「Step」で、タブを調整します。

完成!デザインの調整は、必ず各スタイルで!

スペースの次の数字だけ、変換する方法

スペースの次の数字だけ、変換します。
InDesignの検索と置換の正規表現です。
検索文字列は、(?<=★)\d+ ←半角入力に。★の箇所にスペースを入力
数字は、全角でも半角でも変換されます。
スペースの前にない数字は、変換されません。
変換の順番です。
最初は全角スペース
2番目は、半角スペース
3番目は、全角と半角のスペース
4番目は、文中に数字を入れましたが、変換されません。