ノンブルと柱だけのマスターページを作る

レイアウトが複雑なときは、ノンブルと柱だけのマスターページを作ります。

名前を「A-ノンブルと柱」にします。

次に、本文1のマスターページを作りますが、このとき「基準マスター」を「A-ノンブルと柱」にします。

記事「https://design44.dtp.to/dtp/8642/」のように、「マスターにテキストフレーム」のチェックを外しています(つまり、テキストフレームはありません)。

もうひとつ、本文2のマスターを作ります。

1と同様に、「基準マスター」を「A-ノンブルと柱」にします。

本文2は、わかりやすいように黄色を敷きました。

柱とノンブルの修正は、「A-ノンブルと柱」で行います。

自動的に、本文1と本文2でも修正されます。

InDesignの柱とノンブルのマスターを修正します

さて、次に

①本文のマスターにテキストフレームを入れてみます

②文字を流し込みます

③本文のマスターページで、レイアウトをいろいろと変えてみました

④テキストフレームは、ダブっていません。

InDesignのマスターページを変更する

テキストフレームが増えてしまう問題。

テキストフレームが増えてしまう問題は、

新しくドキュメントを作るとき、「マスターにテキストフレーム」のチェックを外します。

マスターを適用しても、テキストフレームはダブりません。

追伸。

「マスターにテキストフレーム」は、いまは「プライマリーテキストフレーム」と呼ぶのですね。

テキストフレームが作成されないようにするには、下の記事が参考になります。

https://study-room.info/id/studyroom/cs6/study01.html

オブジェクトスタイルの検索と置換

uchiからの質問の回答です。

残念ながら、完全解決ではありません。

ページが変更されて、

左右のページが入れ替わりました↓

この不具合を解決します。

検索と置換で、オブジェクトスタイルを変更します。

「検索と置換」→「オブジェクト」で下の赤囲みをクリックします↓

次に、「スタイルの編集」→「オブジェクトスタイルあり」をクリック↓

オブジェクトスタイルを選べます↓

同様に「置換オブジェクト形式」も↓

これで、オブジェクトスタイルを置換できます。

ただ、残念ながらダーシ「─」の位置が変わりません。

そこで、次の記事を↓

線ではなくダーシ「─」を使い、検索と置換で数字とダーシの位置を替える

下の記事の続きです↓

問題のキャプションを、

数字とスペースとダーシ「─」の組み合わせに変更します。

数字とスペースとダーシ

検索と置換で、数字とダーシの位置替えできます。

検索文字列→(\d.+)(~3)(─)

置換文字列→$3$2$1

数字とダーシを入れ替える

完璧ではないかもしれませんが、次回、役立つと思います。

デザイナーの仕事は、見やすくすること

「名言」が、

偶数ページであれば、折りなど関係なくページ数の増減可能

ということならば、下の図版はページを増やしたほうがいいです。

 

「できごと」欄の1行の文字数が長すぎます。

1行が50文字を超えています。

参考サイトです→「本文組みの文字サイズ・1行の文字数の基本とは?

CMDの体制について、質問です。

①図版担当が「読みにくいので、ページを増やしたい」と感じたら

②本文組み担当者Ara(?)に相談

③編集者に相談

④図版担当者にフィードバック

上の①〜④の流れはありますか?