InDesignで、一括でルビを入れる簡単な方法〈その2 一括ルビに文字スタイルをあてます〉

InDesignで、一括でルビを入れる簡単な方法のその2です。

一括ルビに、文字スタイルをあてます←この手間を省かないこと


新規文字スタイルで、

オリジナルの「ルビ」を作ります。

文字カラーは、黒(いま、M100になっているので)。

次に「検索と置換」の「正規表現」を開き、検索形式をクリック。

ルビカラーをM100にします。

次に「置換形式」をクリック。

文字スタイルを先ほど作成した「ルビ」にします。

下の画像のようになっているか確認して、「すべてを置換」をクリックします。

下の結果になります。

文字スタイルをあてることによって、いつでも簡単にデザイン変更できます。

 

InDesignで、一括でルビを入れる簡単な方法〈その1 インストールと変換方法〉

I一括でルビを入れる簡単な方法は、スクリプトを使います。

スクリプトはこちらからダウンロードでしました→「11)ルビ処理支援WORDコピペ版 – たけうちとおるのスクリプトノート

スクリプトをインストールする記事は→「InDesignにスクリプトを簡単に入れる(インストール)方法


下の原稿のルビを一括で変換します。

2種類のかっこがあることに注意してください。

テキストを選択してから、スクリプトをダブルクリックします。

ルビがふられました↓

ルビがひと目で確認できるように、M100にしました。←これ重要。

というのも、この方法にはひとつ欠点があります。

かっこの直前の漢字にルビがふられます。

つまり下の原稿は、

下の結果になります。

校正しやすいように、色をつけたほうがいいです。

 

InDesignにスクリプトを簡単に入れる(インストール)方法

スクリプトのデータをインストールする方法です。

スクリプトの「ユーザー」を選び、

controlを押してクリックすると、

Finderで表示されるので、スクリプトをドラッグ&ドロップします。

スクリプトが入りました。

参考にしたサイトは、「InDesignで「スクリプト」フォルダーにスピーディに移動するTips – DTP Transit」です。

サンプルテキストを作る手順

サンプルテキストを作る手順です。
※スタイル名の頭は、必ず★にします←ひと目でわかるように

  1. 1頁40字×20行(横組み)
  2. 文字を流し込む。4ページ分
  3. 一度、すべての文字を「★本文」スタイルに←重要です
  4. 2ページにひとつ「★見出し4行どり」スタイル
  5. 各ページにひとつ「★見出し3行どり」スタイル
  6. 各ページにふたつ「★見出し2行どり」スタイル
  7. 各ページにひとつ「★見出し1行どり」スタイル
  8. 各ページに4箇所「★強調」スタイル
  9. 各ページに4箇所「★下線」スタイル
  10. 各ページに2行「★箇条書き」スタイル←スタイル名から中黒を取る
  11. 各ページにひとつ「★コラム見出し2行どり」スタイル←スタイル名変更
  12. 各ページにひとつ「★コラム本文」スタイル←スタイル名変更
  13. すべてのスタイルの色を変える←本文は黒で、それ以外 ※練習しやすくするため
  14. 使っていないスタイルをスタイルウィンドウから消す