Wordについて質問です「見出しを入れると行数が狂うのはなぜ?」

原稿を□にして、実験します。


本文40字×20行で、段落をなしに設定して、5行ごとに行数を記します↓


1行目に「★見出し4行どり」をあてると、最後の行が17行目になりました。

4行見出し + 17行 = 21行となるので、1行多くなりました↓

4行どりになっていないのかもしれません。

ほかの見出しも調べてみます。


「★見出し3行どり」。

最後の行が18行目になるので、上と同様に1行多くなります↓


「★見出し2行どり」の場合もまた、1行多くなりました。


そこで、「★見出し4行どり」の設定を変えます。

段落前の「1.5行」を「2行」したところ、


4行どりになりました↓

この方法で、ほかの見出しも試してみてください。

 

特定の見出しだけ、自動でスタイルをあてる裏技

ものすごく便利な裏技があります。

本文スタイルをあてるだけで、自動で見出しにもスタイルがあたります。

ただ、特定の語句の見出しだけです。

例えば、「答え」とか、「ポイント」とか、「チェックしようとか」、定型の語句だけ。


本文の段落スタイルの「正規表現スタイル」を使います。

ここで特定の見出しの語句を登録するだけ↓

 

正規表現スタイル→ ^[修理のコツ|理解のポイント|試験に出る|簡単な覚え方].+\r


自動で、文字スタイルがあたりました↓


見出しの段落を下げないときは、文字スタイルを段落スタイルに換えます。

まず、見出し用の段落スタイルを作ります↓


検索と置換を使います↓

①と②は↓


段落がなくなりました↓

本文中の特定の語句だけ、自動的に書体を変える。例→カッコ内のア、イ、ウだけ、ゴシック体に

カッコ内のア、イ、ウだけ、ゴシック体に変えるとは↓


本文の段落スタイルの「正規表現スタイル」を使います。


正規表現は、

(?<=()[アイウエオカキクケコ](?=))

↑意味→直前に、直後に  がある「アイウエオカキクケコ」。


本文の段落スタイルを当てるだけで↓

ふた文字以上のア、イ、ウ、エ、オ、カ、キ、ク、ケ、コには、適用されません。

 

 

表の作り方その6〈調整編・表の開始位置を本文の行送りに揃える〉

表の開始位置を本文の行送りに揃えます。

計算式を使います。


表の頭が下のAの位置から始まっているので、行送りに揃えて、Bまで下げます↓


「表の前のアキ」に計算式を入れます。

行送り – 級数 です。

ここでは、本文14Q、行間24Hなので、24H – 14Q ↓


表の頭が、行送りに揃いました↓

表の作り方その5〈調整編・セルのなかの文字の位置/表全体を、手で、均等に、天地に広げる〉

下の順番で説明します。

①項目内の文字を左に移動

②表全体を、手で、均等に、天地に広げる

③項目内の文字を天地中心にする


下の項目の文字を、少しだけ左寄りにします。


セルスタイルを開き、「余白」に数値を入れます↓


下の黄色の箇所が、3ミリアキになりました。


表全体を選び↓


文字ツールを選び、Shiftを押しながら、表を下に伸ばします↓


上下方向に、均等に広がりました。


セル内の文字を天地中心に揃えます。


セルスタイルを開き、「テキストの配置」を中央にします↓


セル内の文字が、天地中心になりました↓