案外簡単な目次の作り方

目次作りは、案外簡単です。
ポイントは、あらかじめ目次のデザインを終わらせておくことです。
目次機能で、本文中の見出しの段落スタイルと、目次の段落スタイルをリンクします。


修正もあっという間↓

感動するよね。

見出し作りの一例です〈Part2〉。

01新規段落スタイルスタイル

02新規文字スタイル

03段落スタイル→先頭文字スタイル

04検索と置換でスペース挿入→段落スタイル→先頭文字スタイルの調整

05段落スタイル→インデント設定→タブ設定

06段落スタイルの行間を調整

見出し作りの一例です〈Part1〉。

01新規オブジェクトスタイルを作成

02ライブラリに登録

03「回答」の行を空行に変換→次の行の頭に★を入れる

04オブジェクトスタイルをコピペ→★と置換する

05オブジェクトスタイル→アンカー付き位置を調整

06文字スタイル名に(スクリプト用)を付け加え→スクリプトを適用

見出し作りの一例です〈Part3〉。

見出しの作り方はいろいろあります。
一例を紹介します。
見出しというより、目次っぽいですけど。。。

  • 段落スタイルと文字スタイル
  • 先頭文字スタイルと検索置換の正規表現

の基本的な使い方です。

最初は、本文の段落スタイルをあてます。 ※基本段落を使わないためです!(この癖は、地味に重要です)


次に新しい段落スタイルをあてます。 ここでは、級数と行間だけを指定します。細かなデザインは、あとでします。


「第1章」だけデザインを施し、新しい文字スタイルを作ります。 黒い四角は、下線設定です。 文字を白抜きにしました。


段落スタイルの先頭文字スタイルを指定すると、全行、自動で変更されます。 超、便利です。


四角い枠と文字の間に隙間がないので、検索と置換の正規表現を使い、赤い印の部分にアキスペースを挿入します。


中途半端にデザインが反映されました。 想定内です。慌てないでください。


中途半端になったデザインを修正するため、段落スタイルの先頭文字スタイルの文字数を3→5に変更します。 ※空きスペース分の字数を追加するということです。


四角い枠と章題のアキを調整するために、タブを設定します。このとき、数値は計算式を入力したほうがBetterです。

本文が14Q、5文字の場所から始めるとすると、
マス目に入力する式は、14*5Q

完成です。

次は、合成フォントを使い、第1〜4章の数字書体を変更します。
記事はこちら→
合成フォントは、手間のかからないテクニックです。

図形や線を使った見出しの配置に関するあれこれ

図形とテキストフレームを使って見出しをデザインします。
例えば、こんな感じ↓

デザインした見出しの基本は、

  1. テキストの回り込み
  2. オブジェクトスタイルの設定
  3. ライブラリへの登録
  4. アイテム(見出し)の本文への配置
  5. 自動ナンバリング

の順番で処理します。
どの動画も30秒前後です。
お楽しみください。


アイテム見出しの作り方【01】
デザインが確定したら、テキストフレーム設定の「テキストの回り込みを無視」にチェックします。
テキストフレーム設定の「テキストの回り込みを無視」にチェックします。
この作業を怠ると、テキストの回り込みで文字が隠れます。

アイテム見出しの作り方【02】
見出しの図形やテキストをグループ化します。
オブジェクトスタイルを作成します(全てチェックを外すと、のちのち混乱しません)。

アイテム見出しの作り方【03】
オブジェクトスタイルオプションのテキストの周り込みを指定し、オフセットを調整します。
オフセットとは、本文とのアキのことです。

アイテム見出しの作り方【04】
アイテム見出しを新規ライブラリに登録します。

アイテム見出しの作り方【05】
ライブラリから、Controlを押しながらアイテムの割り付けをします。

アイテム見出しの作り方【06】
アンカー付きオブジェクトオプションで、アイテムの位置の調整をします。

アイテム見出しの作り方【07】
他のページに、CONTROLを押しながら、アイテムを配置します。
CONTROLを押しながら!

アイテム見出しの作り方【08】
「オブジェクトスタイル」の「テキストの周り込み」の「オフセット」で、アイテム(見出し)と本文のアキを調整します。

アイテム見出しの作り方【09】
見出しの数字に自動でナンバリングします。
スクリプトを使います。
自動連番の作り方→http://cm-publishing.co.jp/dtpschool/dtp/1852/
参考にした記事とスクリプトはこちら↓http://arinoth.hatenablog.com/entry/2014/04/23/000418

以上です。

自動連番の作り方

手順。
まず、数字のための文字スタイルを作ります。
連番にしたい箇所(動画では【0】)に、文字スタイルをあてる。
文字スタイルの名前の後ろに、(スクリプト用)と追加入力します(←スクリプトはこの名前を探します)。
スクリプトをクリックすると、自動的に連番になります。
この時、桁数を変えられます。
項目の加減があったときは、再度スクリプトをクリックしてください。


オリジナルの記事とスクリプトはこちら↓http://arinoth.hatenablog.com/entry/2014/04/23/000418



※箇条書きを利用する方法は→「⑭連番/自動番号(箇条書き)


【必須】柱の文字は入力しないこと。見出しとリンクすべし(テキスト変数)

柱の文字は、入力してはいけません。
手間暇かけて間違えるだけです。
テキスト変数を使います。
基準とする見出し等に修正があっても、自動で変更されます。

下の動画をどうぞ↓

次は、辞書のようなタイプです。
柱に反映される文字は、2種類作れます。ページの最初にある見出しと、最後にある見出し。
これを利用すると、辞書の50音順見出しが作れます。

段落の頭のカギ括弧の位置について

段落の頭のカギ括弧の位置を変更します。
文字組みアキ量設定を使います。
下の画像の順番通りに進むだけ。
質問されたら、はい or OKをクリックしてくだい。



オリジナルの文字組みセットを作成します。
お好きなお名前に↓




↓こうなります↓

設定を変更すると、

↓こうなります↓

ほかの設定では、

↓こうなります↓