普段から、素材をストックする。

無料のイラストサイトをひとつ紹介します。

freepic」というサイトです。

iStockがあるから使わないかもしれませんが。

https://www.freepik.com/home

素材サイトの使い方のコツです。

なんとなくいいな、と思ったものがあれば、深く考えずにストックしてください。

44は何十年も前から、なんとなく気になった素材を貯めています。

ポイントは、深く考えないこと。

例えば、下の犬のイラスト。

可愛いなあと思ったので。

仕事では使う機会がないかも、とか考えない。

動物だって、いつ必要になるかわからない↓

長くデザイナーをしていると、忘れたころに使う機会がありますから。

というか、ライオンの顔はいつか使いたいなあ。

もちろん、仕事に使いそうなものもストックします。

下のようなロゴマーク系は、重宝します。

図版のタイトルや、捨て草的に使う機会があるので。

ちょっとしたマークが欲しい!ってときになって探しても、時間に追われていると、なかなかいいものが見つからないから。

普段から、いつか使いそうなものを貯めておく。

44は、このストックをアレンジして使うこともあります。

アレンジして、また違う機会にアレンジして、少しずつオリジナルになります。

どう使うかとか、いつ使うかとか、あまり考えないこと。

面倒になるから。

集めた素材をイラストレーターに貼っておきます。

適当に。

で、いつでも気軽に見れるようにしておく。

飾り罫とかも↓

この手のオリジナルストックをたくさん用意していると、将来、絶対に役にたちます。

自分のデザインの傾向も見えてくるし。

自分のテイストではないと思われるものを使うと、デザインの幅が広がるし。

ぜひ、試してみてください。

入門!検索と置換の正規表現〈文字列の入れ方Part2〉

ゆっくりと正規表現を説明してみます。

検索文字列に入れる文字(呪文のようなもの)です。

下の文章の白い箇所を選択します。

縦組みだとわかりにくいので、便宜上、横にしますね。

選択するのは、「 _ 」 と「英語」です。

まず、アンダーバー「 _ 」を検索するには、

半角かっこのなかに「_ 」を入力し、(_) とします。

半角かっこを使う理由は、次回の記事で書きます。

次に英語を検索するには、

半角カッコを使い、([A-Za-z]+)とします。

[A-Za-z]は半角の大文字と小文字のアルファベットを意味します。

+ は、1つ以上という意味です。

ピリオド「.」を検索するには、

半角かっこを使い、(\.)と入力します。

ピリオド「.」の前に逆スラッシュ「\」があるのは、「.」を文字として扱うためのルールです。詳しくは、次回の記事に書きます。

ピリオド「.」をここに入力する理由も次回の記事で説明します。

これで検索文字列の完成です。

ここまで、なんとなくわかったでしょうか?

デザインにかかる前に〈その2〉

記事「デザインにかかる前に」の続きです。

今回もまだ、デザインにかかりません。

料理に例えると、野菜とか素材を手にとりながら、どんな料理にしようか考えるって感じです。

まず、みな同じ級数、書体にします。

原稿の優先順位によって、大きさを変えます。

60対40なのか、30対70なのか、20対80なのか。

優先順位を意識する。

もしかしたら、下の例くらい差をつけなければいけないのかもしれない。

そこは、取材力。

あるいは、経験。

あるいは、提案。

キャッチになるものをアクセント化します。

書体とか色は、あとで←経験を積むと、パッと書体が頭に浮かぶようになります。

ここはまだ、ざっくりと。

内容にあわせて、差別化する。

日本語なら、明朝体とゴシック体。

飾りの例① 網

囲みや網を使うと、ふたつの要素はくっきりと分かれます。

飾りの例② 線

線で区切ると、同じグループだが多少意味合いが違う、といった感じでややあいまい。

飾りの例③ イラスト類

飾り系の類いは、欲しいときに探すと見つかりません。普段から、いつか使いたいものをストックしておくといいです。

44は、飾り罫等という名前のイラレデータに適当に貼ってます。

飾りの例④ ページ全体

ページ全体に網をひくときは、ページ数を考慮します。

200ページも同じ網が続くと、くどかったりするので。

44は、よくコラムを網囲みします。

ここまで、ざっくりと作業します。

とにかく、ベテランになるまでいろいろと試したほうがいい。

そして、方向性を探る。

この前段階をしっかりやると、脱線しないです。

色とか、細かな書体のあれこれは、最後に加える調味料みたいなものなので、最後に。