配置するオブジェクトは、アートボードツールぎりぎりの大きさにすると、調整しやすい。

本文中に配置するイラストレーターは、アートボードぎりぎりの大きさにすると、InDesign上で調整しやすいです。

下の配置例は、

①フレームとオブジェクトの枠が揃っていない。

②枠が大きい

イラストレーターのデータは、ぎりぎりまでアートボードを小さくします。

InDesignに配置します。

オブジェクトが少々揃っていなくても

オブジェクトを選択して、

文字スタイルをあてれば、

簡単に調整できます。

ベースラインも字間も正確に調整できます。

InDesign特有の意味不明な事故も防げます。

InDesignの整列です。

整列の「選択範囲に揃える」とは、選択されたオブジェクトやフレームに揃います。

整列→選択範囲に揃える

整列の「マージンに揃える」とは、マージンに揃います。

整列→マージンに揃える

長方形ツールで、角丸が崩れないオブジェクトを作る。

ある書籍で使われていたオブジェクトです。

変形したせいか、角丸が崩れていました→AとBのラウンドが違います。

また、Cの線が歪んでいます。

左右方向に可変しても、角丸が変形しないオブジェクトを作るには、はじめに角丸の四角形を作ります。

はさみミツールで、線を切ります。

さらに2箇所を切ります。

オブジェクトは、左側の短い線二本と、右側に分かれます。

矢印をつけます。

これで、矢印の線を縮小しても角丸は変形しません。

同様に、下の線も伸縮できます。

最後に、オブジェクト全体をグループ化します。

目次の項目の頭に連番数字を入れる。

テキストフレームがふたつに分かれていると、修正が煩雑になります。

ひとつにします。

文頭に、ダミー数字を入れて、

ダミー数字の前後はタブで挟みます。

スクリプトの「LWスーパー連番」をダブルクリックして(詳しい記事は→https://design44.dtp.to/dtp/7150/

指定をしてから、OKをクリック。

連番が自動で入り、数字は一の位でそろいました。

数字を挟んだタブは、下の設定です。

目次を作る。

目次を作ります。

下のレイアウトは、ひとつのテキストボックスに入っています。

目次スタイルを開きます。

「新規」をクリック。

ここでは、目次のスタイルだけ指定して閉じます。

「目次」を開きます。

それぞれ、指定します。

OKをクリックします。

これが、作成された目次原稿です。

検索と置換で、不要な改行をタブに変えます。

検索文字列 →  (Point)\d(\d.+)\d(.+?)

置換文字列 →  $1\t$2\t$3

改行を減らし、タブが入りました。

もし目次のデザインが決まっているならば、それぞれの項目スタイルを指示して

一気に目次が仕上がります。

スクリプトで連番を入れる。

スクリプトを使って連番を入れると、楽です。

項目の増減があっても、対応できます。

スクリプトは、『InDesignで連番を挿入するスクリプト – arinoth’s memo』からダウンロードしました。

ダミーの数字を入れておきます。

ダミーの数字に文字スタイルをあてます。

スクリプトの「LWスーパー連番」をダブルクリックして、

設定してから、OKをクリックします。

数字が変わりました。

項目の増減があったときも、同じです。

再度「LWスーパー連番」をダブルクリックして、設定し、OKを押すだけです。

段落スタイルの読み込み

ほかのデータから、段落スタイルの読み込みます。

読み込みたいファイルを指定して、「開く」。

事故を防ぐために、まず「すべてチェック解除」をクリックします。

左側のチェック欄が外れたことを確認します。

読み込みたいスタイルの左の四角をクリックします。

これで、スタイルを読み込めます。

見出しのスタイルを変更して、文頭に記号を入れる方法

いままで、見出しのスタイルの文頭に記号を入れるときは、高度な検索と置換を使っていました。

スタイルの変更でも、見出しの文頭に記号を入れられます。

「スタイルの変更」で、「箇条書きと段落番号」を選びます。

「アウトライン」→「なしの隣」→「ユーザー設定」と進みます。

下のように設定して、

「このレベルに使用する番号の種類」をクリックします。

「新しい行頭文字」を選び、

記号を選びます。

使用書体の記号を選んでください。

変わった記号を選ぶと、プレーンテキストにしたとき文字化けします。

「OK」を押します。

文頭に「★」が付きました。

次に小さい見出しの文頭にも記号を入れるのですが、さきほどのスタイル「見出し1」を変更します。

下のように設定します。

見出し2のスタイルの前に、違う記号が入りました。

プレーンテキストにします。

「名前をつけて保存」を選び、

「プレーンテキスト」を選び、

「その他」→「Unicode(UTF-8)」と選択すると、記号に後ろに「・空白スペース」が入ります。

そこで、「改行の挿入」にチェックを入れると、空白スペースがなくなります。

プレーンテキストです↓