目次の項目の頭に連番数字を入れる。

テキストフレームがふたつに分かれていると、修正が煩雑になります。

ひとつにします。

文頭に、ダミー数字を入れて、

ダミー数字の前後はタブで挟みます。

スクリプトの「LWスーパー連番」をダブルクリックして(詳しい記事は→https://design44.dtp.to/dtp/7150/

指定をしてから、OKをクリック。

連番が自動で入り、数字は一の位でそろいました。

数字を挟んだタブは、下の設定です。

目次を作る。

目次を作ります。

下のレイアウトは、ひとつのテキストボックスに入っています。

目次スタイルを開きます。

「新規」をクリック。

ここでは、目次のスタイルだけ指定して閉じます。

「目次」を開きます。

それぞれ、指定します。

OKをクリックします。

これが、作成された目次原稿です。

検索と置換で、不要な改行をタブに変えます。

検索文字列 →  (Point)\d(\d.+)\d(.+?)

置換文字列 →  $1\t$2\t$3

改行を減らし、タブが入りました。

もし目次のデザインが決まっているならば、それぞれの項目スタイルを指示して

一気に目次が仕上がります。

スクリプトで連番を入れる。

スクリプトを使って連番を入れると、楽です。

項目の増減があっても、対応できます。

スクリプトは、『InDesignで連番を挿入するスクリプト – arinoth’s memo』からダウンロードしました。

ダミーの数字を入れておきます。

ダミーの数字に文字スタイルをあてます。

スクリプトの「LWスーパー連番」をダブルクリックして、

設定してから、OKをクリックします。

数字が変わりました。

項目の増減があったときも、同じです。

再度「LWスーパー連番」をダブルクリックして、設定し、OKを押すだけです。

段落スタイルの読み込み

ほかのデータから、段落スタイルの読み込みます。

読み込みたいファイルを指定して、「開く」。

事故を防ぐために、まず「すべてチェック解除」をクリックします。

左側のチェック欄が外れたことを確認します。

読み込みたいスタイルの左の四角をクリックします。

これで、スタイルを読み込めます。

見出しのスタイルを変更して、文頭に記号を入れる方法

いままで、見出しのスタイルの文頭に記号を入れるときは、高度な検索と置換を使っていました。

スタイルの変更でも、見出しの文頭に記号を入れられます。

「スタイルの変更」で、「箇条書きと段落番号」を選びます。

「アウトライン」→「なしの隣」→「ユーザー設定」と進みます。

下のように設定して、

「このレベルに使用する番号の種類」をクリックします。

「新しい行頭文字」を選び、

記号を選びます。

使用書体の記号を選んでください。

変わった記号を選ぶと、プレーンテキストにしたとき文字化けします。

「OK」を押します。

文頭に「★」が付きました。

次に小さい見出しの文頭にも記号を入れるのですが、さきほどのスタイル「見出し1」を変更します。

下のように設定します。

見出し2のスタイルの前に、違う記号が入りました。

プレーンテキストにします。

「名前をつけて保存」を選び、

「プレーンテキスト」を選び、

「その他」→「Unicode(UTF-8)」と選択すると、記号に後ろに「・空白スペース」が入ります。

そこで、「改行の挿入」にチェックを入れると、空白スペースがなくなります。

プレーンテキストです↓

Wordの「次の段落と分離しない」

文頭に「■」がついていたら、「次の段落と分離しない」の機能が働きます。

解除するには、スタイルの「変更」から

「段落」を選び、

「次の段落と分離しない」のチェックを外します。

「■」がなくなりました。

Wordの原稿を受け取ったら、必ず最初にチェックすること!Word原稿の「校閲」→「変更履歴」→「変更履歴の記録」をオフにしてください!

Wordの原稿を受け取ったら、必ず、最初にチェックすること!

Wordの「校閲」→「変更履歴」→「変更履歴の記録」をオフにしてください!

これを「オフ」にしないと、高度な検索と置換が正しく作動しません。

失敗事例を紹介します。

下の見出しを

修正しました↓

高度な検索と置換で、見出しの文頭に★を付けます。

結果は↓

修正前の文字が現れて、★は次の行に挿入されました。

「校閲」→「変更履歴」→「変更履歴の記録」をオフにすると、

正しく置換されました。

ツールで作成した枠で、見出しを囲む。

記事「」の枠をオブジェクトにします。

「大見出し」の複製を作ります。

複製では、段落境界線のチェックを外します。

飾りの枠を作ります。

罫線と枠をグループ化してから、正しい位置に配置します。

オブジェクトスタイルを作ります。

とりあえず、オブジェクトスタイルの基本属性は、「アンカー付きオブジェクトオプション」だけにします。

見出しの文頭に、アンカーを付けます。

「アンカー付きオブジェクトスタイル」は「カスタム」にします。

「アンカー付き位置」を調整します。

オブジェクトをコピーしてから、検索と置換をします。

検索文字列 →  ^★

置換文字列 →  ~c

置換形式 → 段落スタイル

見出しに段落スタイルがあたりました。

しかし、2行見出しではデザインが崩れています。

オブジェクトスタイル「枠」を複製します。

「アンカー付き位置」を調整します。

以降の2行の見出しは、目視で手動でオブジェクトスタイルをあてます。