〈InDesignの地図〉⑰本文にあわせた柱(テキスト変数)

見出しに合わせて、柱を変えます↓


マスターページの柱の指定は↓


カーソルを置いてから、「テキスト変数」→「定義……」↓


「新規」を選び、


指定をします。

種類→ ランニングヘッド・柱(文字スタイル)

スタイル→ 連番ナンバリング ※見出しの段落(文字)スタイル

使用→ ページの最後


作成した「柱」を「挿入」して、マスターページに<柱>が入りました↓


新規をクリックし↓


下のようにして↓


作成した「柱」を「挿入」すると、マスターページに<柱>が入ります↓


本文中の見出しが、柱に反映されます↓

 

〈InDesignの地図〉⑫「箇条書き」のピリオドを揃える

箇条書き」のピリオドを揃えるとは↓


箇条書き用の段落スタイルを作ります。


段落スタイルの「箇条書き」のリストタイプを「自動番号」にします。

プレビューでは、段落がさがります↓


日本語文字設定の文字組みを1字下げのないものにします↓


次に「箇条書き」に戻り、タブ位置を設定します。

計算式は、本文の 14Q×2(文字)です↓


計算式は、自動的に「7mm」に換算されて、番号と文字の間が詰まります↓


ひと桁番号のピリオドを「左/上インデント」で目見当で合わせます↓

 


ここで、ひと桁用の段落スタイルを作ります。

箇条書きの「左/上インデント」に先ほどの目見当の数値を入力↓

以上ですが、なんとなく美しくない手法です。

〈InDesignの地図〉⑨下線/⑩強調

下線、強調などの文字スタイルは、検索と置換で一括変換します。


該当箇所をかっこ ⊆⊇≦≧∈∋⊂⊃ 類で挟みます。

例えば↓


検索と置換は↓

 


結果↓


検索と置換は保存できます。

マークをクリックして、名前をつけて、OKをクリック↓


超便利だけど、少しだけ高度な技


「クエリ」をクリックすると、さきほど保存した「下線」を選べます↓

クエリをたくさん保存して、一発ですべてを変換することもできます。

記事→「見出しの頭に記号を付けて、段落スタイルを作って、正規表現を使った検索と置換をスクリプトに入れて、一括で変換することの気持ちのいいこと。

〈InDesignの地図〉⑦対談/⑧:の位置を揃える

AとBのふたつの方法があります。

最初はA、慣れたらBを使ってください。


A. 対談用の段落スタイルを作り、正規表現スタイルを使います。

文頭の「:」のつく名前だけ、文字スタイルがあたります↓


正規表現スタイルは↓


文頭の名前にだけ文字スタイルがあたりましたが、「:」のラインが揃っていません↓


「:」を揃えるための文字スタイルを用意します↓


対談用の段落スタイルの正規表現スタイルに、新しく↓


「:」 のラインが揃いました↓


検索と置換方式↓


B. すべて、本文の段落スタイルをあてます↓

 


検索と置換をします↓


該当行にだけ、対談の段落スタイルがあたります↓

〈InDesignの地図〉⑥条件語句に文字スタイルをあてる

条件語句とは、例えば本文中にある

1,234円のような金額だけに文字スタイルがあたります↓

お尻に「円」がつかない数字、数字のつかない「円」は選ばれません。


本文の段落スタイルの正規表現スタイルの機能です↓

テキスト欄→ (?<=.)[\d,]+円(?=.)


ほかにも、「君」付きの「佐藤」だけを選ぶとか↓

〈InDesignの地図⑤〉ルビ

Wordの原稿のルビは↓


テキストに変換すると、半角のかっこで挟まれます↓


そのテキストファイルをInDesignに「配置」すると↓


半角のかっこで挟まれたまま↓


文章を選択し、スクリプトをダブルクリックします↓


かっこが消えて、ルビになります↓


詳しい記事は→「InDesignで、一括でルビを入れる簡単な方法〈その1 インストールと変換方法〉