DTPのための基本作業Word編「スタイル作り→テキスト加工→スタイルを記号に置き換える→プレーンテキストに変換」

 

         
編集作業(Shimo)  
Wordのレイアウト  
  1ページの字数と行数を指定する(編集時にページ数がわかる) 記事→
         
Wordのスタイル作り  
  オリジナルスタイルの作り方 記事→
  強調、下線のスタイル 記事→
  見出しの行数が狂うとき 記事→
  箇条書きのインデント 記事→
  箇条書きのタブを削除 記事→
  罫線の使い方 記事→
  余計なスタイルを削除する 記事→
  「改ページする見出し」のスタイル 記事→
  オリジナルの見出しを流用する 記事→
       
注意! Word原稿の「校閲」→「変更履歴」→「変更履歴の記録」をオフにすること! 記事→
       
スタッフ作業(Shimo)  
テキスト加工  
  数字の全角、半角の統一  
    横組み→ ひと桁数字全角、ふた桁以上は半角 記事→
      数字を3桁区切りにする 記事→
    行頭の数字だけ半角を全角にする  記事→
    縦組み→2桁数字は半角、ほかは全角 記事→
  英語の全角、半角の統一  
    横組み→ すべて半角に 記事→
    縦組み→ 2桁数字だけ半角、ほかは全角 記事→
    特定の単語だけを全角(or 半角)にする 記事→
    各英単語の先頭文字を大文字にする 記事→
  かっこ()を全角に統一 記事→
    そのほか、[][]/〈〉<> 等々  
  ハイフンを統一  
  不要なスペースを削除 記事→
  行頭のスペースを削除 記事→
  ルーラーのインデントによってできるスペースを作らない方法 記事→
  不要な空白行を削除 記事→
    ■1行アキ■を入れる 記事→
    ①■1行アキ■を入れる
②アキ行を削除
③■1行アキ■を行頭に
④行頭のスペースを削除する
記事→
  改ページする箇所に記号をつける→ Ω 記事→
  ルビ(大量にあるとき) 記事→
    ルビ(少ないとき) 記事→
    ルビを検索する方法 記事→
     
Wordで、スタイルを記号に置き換える    必ず目を通してください→ 理由→
  Wordで、スタイルの文頭に記号に入れる「高度な検索と置換編」 記事→
  Wordで、スタイルの文頭に記号に入れる「スタイルの変更編」 記事→
  Wordで、強調、下線の文字をカッコで挟む 記事→
       
Wordをプレーンテキストに変換する 記事→

Wordのオリジナル見出しを流用する方法

作成したオリジナル見出しを、ほかの文章で流用する方法はふたつ。

ひとつは、記事「Wordで、スタイルを流用する方法」。

あるいはこちら↓


「スタイル」を選び↓


「構成内容変更」を選び、


画面左の「ファイルを閉じる」を選び、


「ファイルを開く」をクリックします。


「Shimo作成スタイル」を選択↓


画面左上に表示された見出しを選び、「コピー」をクリックすると↓


画面の右にコピーされます。


スタイルに反映されました。

 

Wordの高度な検索と置換で、英語をすべて半角にする方法

すべて英語を半角に統一します。


下の英語は、半角と全角が混在しています↓


高度な検索と置換で、「検索結果をすべてハイライト表示する」にすると↓

検索対象 → [A-Za-z]


全角の英語のにが、青いアミでハイライト表示されました。


次に、「文字種の変換」を「半角」にします↓


半角に変換されました。


もし、全角のままにしたい英語があるのなら、記事「Wordの高度な検索と置換で、特定の単語だけ全角(or 半角)にする方法」へ。

 

Wordの見出しで、罫線を使う。

見出しに罫線をあしらうことができます。

例えば、コラムの見出しに罫線を付け加えると、ここからコラムの始まりがはっきりとします↓

下のように、スタイルの「罫線」を設定するだけです。

とても簡単。

ぜひ、お使いください。

Wordについて質問です「見出しを入れると行数が狂うのはなぜ?」

原稿を□にして、実験します。


本文40字×20行で、段落をなしに設定して、5行ごとに行数を記します↓


1行目に「★見出し4行どり」をあてると、最後の行が17行目になりました。

4行見出し + 17行 = 21行となるので、1行多くなりました↓

4行どりになっていないのかもしれません。

ほかの見出しも調べてみます。


「★見出し3行どり」。

最後の行が18行目になるので、上と同様に1行多くなります↓


「★見出し2行どり」の場合もまた、1行多くなりました。


そこで、「★見出し4行どり」の設定を変えます。

段落前の「1.5行」を「2行」したところ、


4行どりになりました↓

この方法で、ほかの見出しも試してみてください。

 

特定の見出しだけ、自動でスタイルをあてる裏技

ものすごく便利な裏技があります。

本文スタイルをあてるだけで、自動で見出しにもスタイルがあたります。

ただ、特定の語句の見出しだけです。

例えば、「答え」とか、「ポイント」とか、「チェックしようとか」、定型の語句だけ。


本文の段落スタイルの「正規表現スタイル」を使います。

ここで特定の見出しの語句を登録するだけ↓

 

正規表現スタイル→ ^[修理のコツ|理解のポイント|試験に出る|簡単な覚え方].+\r


自動で、文字スタイルがあたりました↓


見出しの段落を下げないときは、文字スタイルを段落スタイルに換えます。

まず、見出し用の段落スタイルを作ります↓


検索と置換を使います↓

①と②は↓


段落がなくなりました↓

本文中の特定の語句だけ、自動的に書体を変える。例→カッコ内のア、イ、ウだけ、ゴシック体に

カッコ内のア、イ、ウだけ、ゴシック体に変えるとは↓


本文の段落スタイルの「正規表現スタイル」を使います。


正規表現は、

(?<=()[アイウエオカキクケコ](?=))

↑意味→直前に、直後に  がある「アイウエオカキクケコ」。


本文の段落スタイルを当てるだけで↓

ふた文字以上のア、イ、ウ、エ、オ、カ、キ、ク、ケ、コには、適用されません。