前回の記事「デザインしないほうが、デザインしやすいです。」を書き直しました。
いいデザインは、無理、無駄がありません。
自然体。
化粧に例えると、濃すぎないってことかな?
ファッションに例えると、帽子はウェスタンだけど、スカートはひらひらだったみたいなブレがない。
マッチョなカラダなのに、無理にチビTを着ているみたいな無理もない。
わかりますかね?
例えば、下の目次は同じ書体で同じ級数。
メリハリがないので、わかりにくいです。
デザインは、必要に応じて強弱をつけること、と思えば簡単です。
迷いません。
インデントで、強弱をつけました↓
これだけで、見やすくなったと思いませんか?
ここで約束事です。
InDesignでもWordでも、必ずスタイルを使います。
その方が修正しやすく、作業時間を短縮できます。
次に、書体の太さで強弱をつけます。
ページ数の多いアカデミックな書籍なら、これだけで納品できます。
もし、インデントと書体の太さだけでは寂しいと感じるなら、
文字の大きさで変化をつけます。
文字の大きさを変えるとインデントが不揃いになるので、調整します。
行間も不揃いになるので、調整します。
カタいビジネス書なら、このデザインで充分です。
でも、ハウツーものなら物足りないので、
書体を変えると、雰囲気が一気に変わります。
飾りに罫線を使ってみましょうか。
さらに、章題の文字に強弱をつけてみたり、線を増やしてみたり。
これまでの手順をまとめると、
①インデント
②太さ
③大きさ
④書体
⑤飾り
順番通りに進めば、無理、無駄のないデザインができるようになります。
修正もしやすいです。
「デザイン」というものをとても難しく考えていました。飾り過ぎず、強弱をつける。これだけで文章がとても整理されて見やすくなっています!目からウロコです。
naka/44
こんな感じの説明で役に立ちますか?
「目からウロコです。」
↑
そう言ってくれると元気が出ます。
試しに、もう一本書いてみますね。
印刷物のデザインは、強弱だけで9割です!
この順番通りに進めればインデザイン経験のない人でもデザインできるかもしれない、と思いました。
確認しました!
順番が大事ですよね。
読んだ時にすっと頭の中に内容が入ってくるようなデザインにしたいと思っています!
確認しました。いつかデザイン出来るようになりたいので参考にしたいと思います。
oso/44
図版でもなんでもいいです、作ったものがあれば見せてください。
小さなものや簡単なものに、デザインのコツが隠れていたりしますから。
遠慮しないで。
確認しました。
デザインはセンスが必要だと思っていたのですが、こうして分解して考えるとわかりやすく見やすいものができるんだと驚きました。自分でもできるようになりたいです。
uchi/44
デザインは、見やすくすること!です。
飾ること!と思うと、見にくいものになってしまいます。
高級品ほど、シンプルなデザインです。
例えば、カメラや車や高級時計のカタログ。
安物ほど、無駄な装飾が多く、ゴテゴテしてます。
センスは、必要最低限な装飾しかしないこと、かも。
>高級品ほど、シンプルなデザインです。
確かに、高級品のカタログは色使いもシンプルなものが多いな、と納得しました。
飾るのではなく見やすく区別をつけていくという考えでやってみます。