44式、速くて、修正漏れの少ない、本文修正の手順です。

効率の良い赤字ゲラの修正方法です。

狙いは、修正漏れを少なくし、作業時間を短縮することです。

手順は、

  1. 赤字ゲラをざっと眺める(←超重要!赤字ゲラを手にした瞬間に!)
  2. 疑問点を編集に確かめる(早期解決が、無駄な作業を減らします)
  3. 修正に必要な文字を入力する(Clipyやユーザ辞書で誤入力を防ぐ)
  4. 新しく必要なイラスト、写真を手配する
  5. 新しい図版を作成する
  6. 赤字修正作業にかかる
  7. 校正
  8. 修正漏れを修正
  9. 校正

上の手順1の「赤字ゲラをざっと眺める」が重要です。

できれば、赤字ゲラを手にした瞬間にしてください。

  1. 疑問点を編集者に確かめる(手順2)
  2. 新規に必要なイラストや写真の手配(手順5)
  3. よく使う文字等は、Clipyやユーザ辞書に登録して誤入力を阻止(手順3)

手順3もまた、地味に作業が効率よくなります。


またARAの場合、下の手順をアルバイトや補助スタッフに任せられませんか?

  1. 赤字ゲラをざっと眺める
  2. 疑問点を編集に確かめる
  3. 修正に必要な文字を入力する(アルバイト/補助スタッフ)
  4. 新しく必要なイラスト、写真を手配する
  5. 新しい図版を作成する
  6. 赤字修正作業にかかる(アルバイト/補助スタッフ)
  7. 校正(アルバイト/補助スタッフ)
  8. 修正漏れを修正(アルバイト/補助スタッフ)
  9. 校正(アルバイト/補助スタッフ)

44は、この方法にしてから、修正漏れを減らすことができました。

作業時間が短くなりました。

ちなみに44の補助スタッフは妻です。

 

To Ara

いいアイデアがあったら、ぜひ教えてください。

“44式、速くて、修正漏れの少ない、本文修正の手順です。” への5件の返信

  1. コメント遅くなりました。
    赤字、原稿の時はざっと全体を確認はしていて、その際に疑問がある場合には確認します。ただ、進めていくうちに発見する場合もあるので、半々ぐらいでしょうか……。

    8月から入社したDTPスタッフは
    8月中→図版が多い案件が立て続けだったため、二人で図版100点以上作成
    9月→インデザイン流し込み、校正、赤字修正、作図
    10月→入稿が立て込んできたため、目次チェックや赤字修正メイン。

    というような感じで、めきめき力をつけてきています。二人のおかげでだいぶ助かっています。
    上のもので言うと>3.5.6.7.8.9
    ですね。私がチェックや準備、入稿作業に追われている間に手を動かせるスタッフが増えたのは大変ありがたいです。

  2. コメントが遅くなり本当に申し訳ありません!

    確認いたしました。
    44の補助が奥様とは・・・
    とても心強い補助で、すてきです。

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