数字付き見出しの3段階の検索と置換

数字付き見出しを検索と置換で、段落スタイルをあてます。

考慮するのは、

  • 数字がふた桁になる
  • 文字が多くて2行になる

見出しの文字数は、下の青い字です。

①すべてに、標準の段落スタイルをあてます。

検索文字列 →  ^\d{1,}●

あたりました。

②次に、2行なる26文字以上を選びます。

検索文字列 →  ^\d{1,}●.{26,}

あたりました。

③次に、ふた桁の数字で、25文字以上を選びます。

検索文字列 →  ^\d{2,}●.{25,}

あたりました。

InDesignで、不統一の見出し文を揃える。

不統一の見出し文を揃えるとは、例えば、下の★印の見出しを全部「山田太郎じゃない」に揃えます。

検索文字列 → ★(.+)

置換文字列 → ★山田太郎じゃない

統一されました。

★印が必要ないときは、

検索文字列 → (★)(.+)

置換文字列 → 山田太郎じゃない

★印がとれました。

InDesignの見出しの段落スタイル。グリッド設定は「仮想ボディの下」がいいかも。

見出しの段落スタイルです。

本文より級数が大きくなるときは、グリッド設定を「仮想ボディの下」にするといいかも。

InDesignの見出しの段落スタイルの基本。グリッド設定は「仮想ボディの下」。
InDesignの見出しの段落スタイルの基本。グリッド設定は「仮想ボディの下」。

見出しに飾り枠を入れる方法(検索と置換でアンカー付きオブジェクトを配置する)

一括で、見出しの飾り枠を配置する方法です。

目次

  • オブジェクトスタイルを使う
  • ライブラリーへ登録
  • 検索と置換で一括で配置
  • 段落スタイルのオーバーライドを消去

①デザインします。

飾り枠はイラストレーターで作り、配置しただけです。

まだ、アンカーを付けません。


②オブジェクトスタイルを作って、あてます。


③ライブラリーに登録します。


④原稿に、記号をつけておきます。

ここでは★を使います。

 


⑤検索と置換です。

このとき、見出しの段落スタイルを指定します。

⑥アンカー付きオブジェクトとして配置されましたが、まれにレイアウトが崩れているときがあります。


⑦段落スタイルのオーバーライドを消去すると、


⑧修正されます。


全ページの見出しを一括で処理できます。

InDesignの地図

InDesignの地図です。

     
見出しのオブジェクト 記事→
見出し
見出しの前の1行アキ 記事→
特定語句の見出し 記事→
ルビ 記事→
条件語句に文字スタイル 記事→
対談 記事→
:の位置を揃える
下線 記事→
強調文字
文中のイラスト 記事→
カンマやピリオドで揃える 記事→
段分割 記事→
連番/自動番号(箇条書き) 記事→
インデント 記事→
表の始まる位置を行送りにあわせる 記事→
本文にあわせた柱(テキスト変数) 記事→
表のヘッダーを次のページにも 記事→
タブ 記事→
【】を目印に、検索と置換で段落と文字のスタイルをあてる 記事→
文頭の網をとる 記事→
本文中に枠囲みの文字を入れる 記事→
かっこ不揃い 記事→
ふた桁以上の全角数字を半角にする 記事→
条件付きで文字スタイルをあてる 記事→
中黒等の字形(記号)※中黒を左右中心に→「中黒問題①文中と文頭が同じ②左右中心にない 記事→