見出しの前のアキは、段落スタイルの「段落前のアキ」を使います。
見出しがページの先頭行にきたとき、1行空かないので便利です。
段落前のアキが「0」のとき↓

数値を変更しました↓

決して、改行を使わぬこと!
正規表現は見よう見まね
見出しの前のアキは、段落スタイルの「段落前のアキ」を使います。
見出しがページの先頭行にきたとき、1行空かないので便利です。
段落前のアキが「0」のとき↓

数値を変更しました↓

決して、改行を使わぬこと!
〈InDesignの地図〉
①見出しのオブジェクト
②見出し

あらかじめ、オブジェクトをライブラリに登録してください→記事「オブジェクトをライブラリに登録し、ライブラリから定位置に配置します。」
見出しの頭に記号「★」をつけます↓

ライブラリからオブジェクトを出し、コピーします↓

検索と置換をします↓

見出しにオブジェクトが配置され、見出しの段落スタイルがあたりました。
しかし、見出しの行間が狭い↓

見出しの段落スタイルで、段落前のアキを調整しました。

1行目の見出しは、位置が変わりません。
次の見出しも検索と置換です↓

段落スタイルが適用されました↓

アンカー付きオブジェクトオプションで位置を確定します↓

オブジェクトスタイルを作ります↓

アンカーを解除し↓

Shiftを押しながら、ライブラリーへドラッグ&ドロップ↓

ライブラリの使い方
文頭にカーソルを置き、controlを押しながら「アイテムの割り付け」↓
 
オブジェクトが定位置に配置されました↓

3つのタイプの見出しの段落スタイルをつけます。
まず、すべてのテキストに段落スタイルの「本文」をあてる。

3種類の見出しに強弱をつけます。
このとき、強弱の弱いものからデザインを施したほうが、混乱しにくく迷いにくい。

いつでも修正できるので、大雑把に↓

大きな見出しのデザインをします。
文頭に★マークを入れて、オブジェクトをコピーします↓

検索と置換をします↓

オブジェクトのアンカーの位置を調整します↓

オブジェクトと見出しの間を調整します↓

大見出しは、下のような出来上がり↓

次に中見出し。
段落境界線を入れて、左インデントを調整します。

見出しにインデントを入れます。

小見出しの「段落前のアキ」を広げます↓

とりあえず、こんな感じ。
ざっくり作業して、あとで修正する感じで↓

小見出しに数字を入れます。
番号は、オートメーションです←詳しい記事
ポイントは、番号の文字スタイル名のお尻に「ナンバリング」と入れること↓

小見出しの文頭に記号「◉」をつけます。
オブジェクトをコピーして、

ひとつめの記号「◉」だけ、検索と置換をかけます。

オブジェクトの位置を修正↓

位置修正が終わったら、オブジェクトスタイルに登録↓

オブジェクトをコピーして、検索と置換をします↓

見出しのインデントを修正↓
  
オブジェクトをコピーしてから、検索と置換で一気に変換します。

オブジェクトが入りました。
スクリプトをダブルクリックし↓
  
設定したのち、OKをクリック↓

ナンバリングされました↓

ものすごく便利な裏技があります。
本文スタイルをあてるだけで、自動で見出しにもスタイルがあたります。
ただ、特定の語句の見出しだけです。
例えば、「答え」とか、「ポイント」とか、「チェックしようとか」、定型の語句だけ。

本文の段落スタイルの「正規表現スタイル」を使います。
ここで特定の見出しの語句を登録するだけ↓
 
正規表現スタイル→ ^[修理のコツ|理解のポイント|試験に出る|簡単な覚え方].+\r
自動で、文字スタイルがあたりました↓

見出しの段落を下げないときは、文字スタイルを段落スタイルに換えます。
まず、見出し用の段落スタイルを作ります↓

検索と置換を使います↓

①と②は↓
 
段落がなくなりました↓

文頭が①〜⑨が始まるとき、特定の段落スタイルを当てます↓

検索と置換です↓

文頭が①〜⑨の段落だけ、スタイルがあたりました↓

文頭の語句によってその行にだけ文字スタイルを当てるとは、例えば、下のように文頭に「ヒント」があったときだけ、ゴシック体にします↓

本文の段落スタイルの「正規表現スタイル」を下のようにします↓

正規表現→ ^ヒント.+\r
削除
| 行頭のスペースを削除する | Word→ | ◯ | |
| InDesign→ | ◯ | ||
![]()  | 
|||
| 不要な1行空きを削除する | Word→ | ◯ | |
| InDesign→ | ◯ | ||
![]()  | 
|||
半角全角の統一 ※縦組みと横組みの違いに注意
| 数字 | Word→ | ◯ | |
| InDesign→ | ◯ | ||
![]()  | 
|||
| 英語 | Word→ | ◯ | |
| InDesign→ | ◯ | ||
![]()  | 
|||
| 記号(:;/?!”#$%&’_=~|………….たくさんあります) | Word→ | ◯ | |
| InDesign→ | ◯ | ||
![]()  | 
|||
| カッコ(《》「」〈〉⊆⊇≦≧∈∋⊂⊃………….たくさんあります) | Word→ | ◯ | |
| InDesign→ | ◯ | ||
![]()  | 
|||
記号を付ける
| 見出し/箇条書き | Word→ | ◯ | |
| InDesign→ | ◯ | ||
| 
 検索と置換のスクリプトで、見出しを一括変換 
 | 
|||
| 強調文字/アミ/下線/上付き(下付き)文字 | Word→ | ◯ | |
| InDesign→ | ◯ | ||
![]()  | 
|||
| コラム等、本文以外の文章 | Word→ | ◯ | |
| InDesign→ | ◯ | ||
![]()  | 
|||
| 1行空きと改ページ | Word→ | ◯ | |
| InDesign→ | ◯ | ||
![]()  | 
|||
これからみんなと一緒に勉強する、新しい本文組みについて説明します。
これが理解できないと先に進めないので、2、3回読んでください。
下のように、何の印もないテキスト原稿が入ったとします↓

プリントを見ながら、ひとつひとつ文字や文章に段落スタイルや文字スタイルをあてるのはたいへんです。
時間がかかるわりに、不正確です。
そこで44の目指す本文組みは、デザインを施す箇所に、目印として記号とカッコをつけます。

この目印が、InDesignで活きます!
※記号を付ける作業は、
①Wordの「高度な検索と置換」
②InDesignの「検索と置換」
のどちらかを使います。手作業はしません。