〈InDesignの地図⑤〉ルビ

Wordの原稿のルビは↓


テキストに変換すると、半角のかっこで挟まれます↓


そのテキストファイルをInDesignに「配置」すると↓


半角のかっこで挟まれたまま↓


文章を選択し、スクリプトをダブルクリックします↓


かっこが消えて、ルビになります↓


詳しい記事は→「InDesignで、一括でルビを入れる簡単な方法〈その1 インストールと変換方法〉

〈InDesignの地図〉①見出しのオブジェクト②見出し

〈InDesignの地図〉

①見出しのオブジェクト

②見出し

あらかじめ、オブジェクトをライブラリに登録してください→記事「オブジェクトをライブラリに登録し、ライブラリから定位置に配置します。


見出しの頭に記号「★」をつけます↓


ライブラリからオブジェクトを出し、コピーします↓


検索と置換をします↓


見出しにオブジェクトが配置され、見出しの段落スタイルがあたりました。

しかし、見出しの行間が狭い↓


見出しの段落スタイルで、段落前のアキを調整しました。

1行目の見出しは、位置が変わりません。


次の見出しも検索と置換です↓


段落スタイルが適用されました↓

オブジェクトをライブラリに登録し、ライブラリから定位置に配置します。

アンカー付きオブジェクトオプションで位置を確定します↓


オブジェクトスタイルを作ります↓


アンカーを解除し↓


Shiftを押しながら、ライブラリーへドラッグ&ドロップ↓


ライブラリの使い方


文頭にカーソルを置き、controlを押しながら「アイテムの割り付け」↓

 


オブジェクトが定位置に配置されました↓

〈タブの作りかた〉リーダー罫とカンマ揃い。リーダー罫の前後のアキ

タブの基本です。

ここで紹介するのは、3つ。

  1. リーダー罫
  2. リーダー罫の前後のアキスペース
  3. カンマ揃え

リーダー罫を使うなら、タブ用の段落スタイルを作ったほうがいいです。


リーダー罫は、文字とのアキが難しいです。

原稿にタブを入れます↓


リーダー欄に「…」や「・」を入れると↓


リーダーと文字のアキが揃いません↓


そこで、リーダー欄は空白のままにします↓

 


上の赤枠の箇所に、文字スタイルをあてます↓


文字スタイルは↓


しかし今度は、アキが狭い↓

以下をお読みください。


タブ用に新しく段落スタイルをつくります。

タブ設定で、

  1. 「小数点(または指定文字)揃えタブ」にチェックを入れて
  2. 揃え文字は「,(カンマ)」
  3. タブの位置を指定します。


「,(カンマ)」で揃いました↓


段落スタイルの正規表現スタイルで、文字スタイルのリーダー罫を指定します。

リーダー罫線が引かれましたが、前後の隙間が狭いです↓


リーダー罫の文字スタイルは↓


リーダー罫の前後にアキがなく、詰まって見えます。

そこで、段落スタイルの正規表現スタイルで、まず罫線の前を空けます↓


次に、罫線の後ろ


完成↓

〈中途半端な記事〉見出しの段落スタイルをつける順番

3つのタイプの見出しの段落スタイルをつけます。

  1. 扱いの小さい見出しから、級数だけで強弱をつける
  2. 書体を変える
  3. 飾りオブジェクトや罫線等は、最後に

まず、すべてのテキストに段落スタイルの「本文」をあてる。


3種類の見出しに強弱をつけます。

このとき、強弱の弱いものからデザインを施したほうが、混乱しにくく迷いにくい。


いつでも修正できるので、大雑把に↓


大きな見出しのデザインをします。

文頭に★マークを入れて、オブジェクトをコピーします↓ 


検索と置換をします↓


オブジェクトのアンカーの位置を調整します↓


オブジェクトと見出しの間を調整します↓


大見出しは、下のような出来上がり↓


次に中見出し。

段落境界線を入れて、左インデントを調整します。


見出しにインデントを入れます。


小見出しの「段落前のアキ」を広げます↓


とりあえず、こんな感じ。

ざっくり作業して、あとで修正する感じで↓


小見出しに数字を入れます。

番号は、オートメーションです←詳しい記事

ポイントは、番号の文字スタイル名のお尻に「ナンバリング」と入れること↓


小見出しの文頭に記号「◉」をつけます。

オブジェクトをコピーして、


ひとつめの記号「◉」だけ、検索と置換をかけます。

 


オブジェクトの位置を修正↓


位置修正が終わったら、オブジェクトスタイルに登録↓


オブジェクトをコピーして、検索と置換をします↓


見出しのインデントを修正↓

 


オブジェクトをコピーしてから、検索と置換で一気に変換します。


オブジェクトが入りました。

スクリプトをダブルクリックし↓

  


設定したのち、OKをクリック↓


ナンバリングされました↓

本文中に枠囲みの文字を入れる

本文中に、枠囲みの文字を入れます↓


まず、枠囲みの文字を作ります。

①枠のサイズは、計算式で入力します。

W:14Q ×4

H:14 Q

②段落スタイルの注意点↓

③オブジェクトスタイルを使うこと


オブジェクトスタイルは下のように、チェックを入れてください。


枠囲み文字をコピーしてから、本文中の★印と置換します。


検索文字列 → ★

置換文字列 → ^c


★が枠囲み文字になりました。

ただ、本文文字との隙間がほとんどありません。そこで


オブジェクトスタイルを調整します↓

 


隙間が広がりました↓

文字スタイルを使って解決するときは、記事「インライングラフィックの前後のアキ調整」を!

1から表を作る20のステップ

あらかじめ、ふたつの段落スタイルを用意したほうが混乱が少ないかも。

ひとつは項目用で、ひとつはヘッダー用。


①エクセルデータを配置します↓


②「読み込みオプションを表示」にチェック↓


③ 新規表スタイルを選び↓


④ 新しく、本文行のセルスタイルを作ります↓


⑤ あらかじめ用意した段落スタイル↓


⑥ テキストを指定(いつでも変更できます)↓


⑦ 罫線と塗りを指定↓


⑧ 同様にヘッダー行を新しく作ります↓


⑨ あらかじめ用意しおいた段落スタイル↓


⑩ テキストを指定↓


11 罫線と塗りを指定(ここでは塗りを入れました)↓


12 「左/上の列」をヘッダーと同じに指定↓


13 OKを押します↓


14 一番上の行をヘッダーに変えます↓


15 上の項目が、ヘッダーになりました。


16 表が版面からはみ出しているので、shiftを押しながら左方向へドラッグ


17 表の頭が本文に近いので、「表の前のアキ」を調整します↓


18 表スタイルオプションを開き、「行間ー級数」の数式を入力します。単位を忘れずに↓


19 表の頭が、本文ラインに揃いました↓


20 完成です。

表の修正については、記事「」

本文修正でテキストのコピペが多いとき、本文と「クレームグリッド設定」を同じ級数と書体にする手もある。

コピペのTipsです。

本文修正でテキストのコピペが多いとき、本文と「クレームグリッド設定」を同じ級数と書体にすると、間違いが少なくなります。


「グリッドフォーマットを適用せずにペースト」を忘れることがあるから↓