〈InDesignの地図〉⑦対談/⑧:の位置を揃える

AとBのふたつの方法があります。

最初はA、慣れたらBを使ってください。


A. 対談用の段落スタイルを作り、正規表現スタイルを使います。

文頭の「:」のつく名前だけ、文字スタイルがあたります↓


正規表現スタイルは↓


文頭の名前にだけ文字スタイルがあたりましたが、「:」のラインが揃っていません↓


「:」を揃えるための文字スタイルを用意します↓


対談用の段落スタイルの正規表現スタイルに、新しく↓


「:」 のラインが揃いました↓


検索と置換方式↓


B. すべて、本文の段落スタイルをあてます↓

 


検索と置換をします↓


該当行にだけ、対談の段落スタイルがあたります↓

アポストロフィの字送りを一括で詰める方法→文字スタイルを一括で→もっと便利な方法は、段落スタイルの正規表現

アポストロフィの字送りは、文字スタイルにします。

数値は、いつでも変更・調整できます。

文字スタイルを当てる方法は、ふたつ。

 


段落スタイルの正規表現スタイル編

①まず、新しい文字スタイル「アポストロフィ」を作ります。


②次に、段落スタイルを設定します。

検索と置換をしなくても、アポストロフィは詰まります。

これだけ。


検索と置換編

「検索と置換」で、一括変換する方法です。

検索文字列 → ’

字送りの数値は、あとで修正できます。


 

毎回使える便利な正規表現→目次の無駄な空白スペースを右インデントタブに置き換える(章のうしろ)

下の原稿の黄色い箇所が、

  • 全角スペース
  • 半角スペース
  • タブ

で入り乱れています。

これをタブで統一します。

検索文字列 → (?<=章)[\t~(] ※★は半角スペースです。

置換文字列 → \t

ひとつのタブで統一されました。

この正規表現は、何度も使いまわせます。

毎回使える便利な正規表現→目次の無駄な空白スペースを右インデントタブに置き換える(行頭)

下の原稿の黄色い箇所は、

  • 全角スペース
  • 半角スペース
  • タブ

が入り乱れています。

これをタブに統一します。

 

検索文字列 → (^[\t~(★]+) ※★は半角スペースです。

置換文字列 → \t

ひとつのタブに統一されました。

この正規表現は、毎回使いまわせます。

毎回使える便利な正規表現→目次の無駄な空白スペースを右インデントタブに置き換える(ノンブルの前)

下の原稿の黄色の箇所は、

  • 全角スペース
  • 半角スペース
  • タブ

が入り乱れています。

これらをすべて「右インデントタブ」に統一します。


正規文字列 → [\t~(]+(\d+\r)  ※★は半角スペースです。

置換文字列 → ~y$1


黄色い箇所が、すべて右インデントタブになりました。

とても簡単です。

毎回使える正規表現です。

検索置換の正規表現で、スペースを整理する。

索引を例に、無駄なスペースを整理します。

ノンブルの前の灰色のスペースは、

  1. 全角ひとつ
  2. 全角ふたつ
  3. 半角ひとつ
  4. 半角みっつ

と混在しています。

これを

1/3スペース + 右インデント + 1/3スペース に置き換えます(索引と目次で役に立つテクニックです)。

黄色のスペースは、項目内なのであえて変えません。

検索と置換の正規表現は下の通り↓

検索文字列と置換文字列の意味は、

() →検索結果1

() →検索結果2

[] →いずれか

~( →全角スペース

+ →直前の文字が1回以上

\d →数字

\r →段落の終わり

 

置換文字列の意味は、

~3 →1/3スペース

~y →右インデントタブ

$2 →検索結果2

下の結果になりました。

A →黄色のスペースはそのまま

B →右インデントタブ

C →1/3スペース

 1/3スペースを入れるのは、リーダー罫線と文字が近すぎるので↓

ざんへらと正規表現とワイルドカード

改めて名乗りますが、この集まりは「残業を減らそう!」の会です。
略して、「ざんへら」。
ま、それはいいとして。

ざんへらが目指すのは、「WordとInDesignのリンク」です。

WordとInDesignのリンクは、「検索と置換」を多用します。
「検索と置換」は簡単ですが、ざんべらはさらに上の「正規表現」を勉強します。


Wordでは、ワイルドカードと呼ばれるものです。

正規表現とワイルドカードはプログラムの一種で、とても役に立つ魔法の呪文を使います。

これです↓

あっという間に、本文組みが終わります(準備に時間が必要だけど)。

魔法の呪文はとっつきにくいものの、慣れればさほど難しいことはありません。
というか、ざんへらではあまり難しいことはしません。
まず、下の記事を書いてみました。


〈正規表現の勉強〉数字を選ぶ

 

呪文を覚える必要はありません。

こんなことができるんだ、へー、って感じで、気軽に読んでください。

こんなことはできませんか?って質問してくれると理解が深まります。


注意→正規表現とワイルドカードは同じ思想ですが、残念ながら呪文が違います。

〈正規表現の勉強〉行末の数字の前に「右インデント タブ」を入れる

行末の数字の前に、「右インデント」を入れます。

紹介する呪文は、

~y (右インデント タブ)

下の黄色の箇所です。

正規表現は、

 

検索文字列 → (\d+)\r

  • (\d+) 一桁以上の数字
  • \r 改行

置換文字列 → ~y$1\r

  • ~y 右インデント タブ
  • $1 1番目にグループ化された文字列
  • \r 改行
  • ~y の出し方↓

文字を選択するときは、最後の行の改行まで

結果です↓

 

右インデントタブを使うと、タブのうしろは右揃えになります。

この機能は、目次や索引で活躍します。

〈正規表現の勉強〉並び順を変える(グループ化された文字列)

文字の順番を変えることができます。

紹介する呪文は、

\d+ (一桁以上の数字)

+ (直前の文字が1回以上)

$1 (1番目にグループ化された文字列)

$2 (2番目にグループ化された文字列)

下の例文は、左側が数字、右側が性別です。

左側に性別、右側を数字に変えます。

検索文字列 → (\d+)(\D) 

  • (\d+) の意味は、数字を選びなさい。+をつけると、一桁以上という意味
  • (\D) の意味は、数字以外を選びなさい。

置換文字列 → $2$1

  • $2 の意味は、検索文字列の2番目の結果を表しなさい。
  • $1 の意味は、検索文字列の1番目の結果を表しなさい。
  • $1、$2…..を、グループ化された文字列と呼びます。

この魔法は、便利です。よく使います。

結果、

みごとに逆になりました。

ちなみに、(\d+) の + をつけないと、変てこりんになります↓