見出しに目印を!

Word原稿には、見出しに目印をつけてもらえると助かります。

より早くより間違いなく、本文を組めます。

例えば、

大見出しの頭に、♦

中見出しの頭は、♦♦

小見出しの頭は、♦♦♦

あるいは、

大見出しの頭に、♦

中見出しの頭は、■

小見出しの頭は、▲

コラムやワンポイントアドバイス等、定型のキーワードがあるときは、記号の代わりにキーワードでもかまいません。

行頭に(コラム)

行頭に(ワンポイントアドバイス)

行頭に(Check!)

行頭に→ (黄色信号の発熱)

行頭に→ (赤信号の発熱)

記号があるとさらにわかりやすいです。

行頭に→ (コラム)

行頭に(ワンポイントアドバイス)

行頭に(Check!)

行頭に 黄色信号の発熱

行頭に 赤信号の発熱

Ara担当の「相続」本文へIllustratorで作成した「罫線」を入れる

下の記事の続きです↓

上の記事では、文頭にマークをいれました。

ここでは、Illustratorで作成した罫線を行間に配置します。

〈1〉デザインのサイズに合わせて、Illustratorで罫線を作成します。

〈1〉デザインのサイズに合わせて、Illustratorで罫線を作る

〈2〉罫線を配置するフレーム用にオブジェクトスタイルを作成します。

〈2〉オブジェクトスタイルを作成する

〈3〉オブジェクトスタイルの「整列の開始位置」を左にしてから、罫線を配置します。

〈3〉配置位置を左にして、罫線を配置する

〈4〉配置した罫線をアンカー付きにして、スタイルを再定義する。アンカーを解除してから、ライブラリに登録。

〈4〉アンカー付きにして、スタイルを再定義。アンカーを外してライブラリに登録。アイテムを割り付け。

提案の続き→罫線付き見出しでも、サンプルを流用できます〈その1〉

〈1〉Illustratorで作成した罫線をInDesignに配置して、オブェクトスタイルを作成します。

〈1〉Illustratorの罫線を配置して、オブジェクトスタイルをあてる

〈2〉アンカー付きにして、オプションはカスタムに。軽く位置調整して(微調整は最後にします)、スタイルを作ります。

〈2〉アンカー付き→カスタム→位置調整→スタイルを再定義

〈3〉罫線のオブジェクトを解除し、ライブラリーに登録。アイテムの割り付け後、スタイルで位置を調整します。

〈3〉アンカーを解除→ライブラリに登録→配置→位置調整

続きは↓

提案の続き→罫線付き見出しでも、サンプルを流用できます〈その2〉

下の記事の続きです↓

〈1〉オブジェクトスタイルを「自動フィット」と「フレームに均等に流し込む」にします。

〈1〉自動フィット→フレームに均等に流し込む

〈2〉Illustratorで罫線のデザインを変更して、保存します。

〈2〉罫線のデザインを変更する

提案→見出しのデザインをするとき、サンプルを流用する。

提案です。

本文のデザインをするとき、「サンプルデザイン」の段落・文字スタイルを読み込んで流用しませんか?

読み込んだスタイルを基本にして、級数や書体等を変えて新しいデザインにします。

細かな設定を省けるので、時間が短縮でき、事故を減らせます。

もしかしたら、もうすでに導入されているかもしれないけど。

例えば、下のデザインをサンプルとします。

①1行の見出しで、ページの先頭

②1行見出しで、本文中

③2行見出しで、ページの先頭

④2行見出しで、本文中

が調整されています。

この段落スタイルを読み込みます。

そして、新刊の雰囲気にあわせて、デザインを変えます。

手間が減って、簡単です。

サンプルのデザインを流用する

見出しにイラストを配置するなら↓

続き→見出しの頭にイラストを入れるのは簡単。

前回の記事の手順で段落スタイルを作れば、イラストを配置するのは簡単です。

〈1〉オブジェクトを配置して、サイズを調整する

〈1〉オブジェクトを配置して、サイズを調整する

〈2〉オブジェクトスタイルをあてる

〈2〉オブジェクトスタイルをあてる

〈3〉検索と置換で、1行見出しの頭にだけ、オブジェクトを配置する

〈3〉検索と置換で、1行見出しにのみ、オブジェクトを配置する

〈4〉オブジェクトスタイルで、見出しとのアキを調整する

〈4〉オブジェクトスタイルで、字間のアキを調整する

〈5〉2行用のオブジェクトスタイルを作る

〈5〉2行用のオブジェクトスタイルを作る

〈6〉2行の見出しの頭に、オブジェクトを配置する

〈6〉2行の見出しの頭にオブジェクトを配置する

〈7〉オブジェクトの位置を調整する

〈7〉オブジェクトの位置を調整する

〈8〉1行見出しのオブジェクトを版面の外に移動する

〈8〉1行見出しのオブジェクトを版面の外に移動する

〈9〉2行見出しのオブジェクトの位置を調整する

〈9〉2行見出しのオブジェクトの位置を調整する

Illustratorで作成した罫線を入れるのも簡単です↓

見出しの段落スタイルは、1行の見出しと2行の見出し、ページの先頭とページのなか、4種類をまとめて作るといい。

見出しは、

①1行の見出しと2行の見出し

②ページの先頭とページのなか

の計4種類をまとめてつくるといい。

〈1〉1行用見出しの段落スタイルを作ります。

〈1〉段落スタイル「見出し(1行用)」を作る

〈2〉級数を調整します。

〈2〉級数を調節する

〈3〉2行用の段落スタイルを作ります。

〈3〉段落スタイル「見出し(2行用)」を作る

〈4〉2行見出しの行間を調整します。

〈4〉「見出し(2行用)」の行間を調整する

〈5〉実践です。

原稿の見出しの頭には、記号「★」がついているとします。

★で検索と置換して、すべての見出しを、一度、1行用見出しにします。

〈5〉〈実践〉検索と置換で、記号「★」ですべての見出しを「1行用」にする

〈6〉32文字以上になると2行になるので、検索と置換で32文字以上に、2行用の段落スタイルをあてます。

〈6〉32文字以上の見出しだけ、2行用にする

〈7〉1行用の見出しを変更すると、2行の見出しにも自動的に適用されます。

〈7〉1行用の見出しを変更すると、2行用も追随する

下の記事で、見出しの頭にイラストを入れます。

簡単です↓

見出しの作り方の「超」基本→1行見出しと2行見出しを同時に作ること

見出しの作り方をまとめました。

まず、基本となる1行見出しを作ります。

1行の見出しで、1行取りなら、

①グリッド揃えは、仮想ボディの中央

②行どりは、1行

1行の見出しで2行取りなら、行取りを2行にします↓

1行の見出しで、3行なら↓

1行見出しのデザインが決まったなら、次に2行の見出しを設定します。

新しく、2行見出し用の段落スタイルを作ります。

基準に、「1行見出し」を指定します。

①グリッド揃えは、仮想ボディの中央

②行取り数を指定

③「段取り行取りを使用」にチェック

④行送りの基準位置は、中央以外にします←重要

以上です。