検索対象 | ^13{2,} |
置換後の文字列 | ^13 |
oh!の書籍を担当して(その2)
縦組みのなかの英語と数字について。
縦組みのなかの英語と数字の扱いです。
縦組みでは、
英語 | 全角の方が圧倒的に多い | 半角はURLと英文だけなので少ない |
数字 | ふた桁数字のみ半角 | ほかは、全角 |
上の表のように、英語は全角が多いので、
- すべての英語を全角にする
- URLと英文だけ、目視で半角にする
記事は↓
数字も英語と同じような考えです。
- 一度、すべての数字を全角にします
- 目視で、ふた桁数字を半角にします。
ふた桁数字の探し方は↓
Wordで半角→全角、その逆の文字種変換をするときは、ショートカットキーが便利です。
以下は、今回44が修正した半角になっていた英語等です。
一部です。
oh!の書籍を担当して(その1)
今回のoh!のWord原稿は、わかりやすかったです。
ずいぶん助かりました。
例えば、1行アキに記号印があります。
そして、それをコメント機能で知らせてくれました。
インデントで調整する箇所にも、コメント機能のメモ。
そして、台割り。
台割りは、
コメントを入れるより、実際に改ページを入れたほうが間違いなく伝わります。
台割りにあわせて改ページすると、編集者も正確にページ数がつかめます。
けちけちしないで、どんどん改ページしてください。
oh!の書籍を担当して(44の仕事風景)
サイズを加えた図版の指示のしかた
図版が配置される箇所には、
例えば、
・半分スペースなら【図版半】
・1ページサイズなら【図版全】
とサイズ付きで指示すると、わかりやすいです。
このとき、【半図版】の“半”を前に持ってこないほうがいいです。
検索をするとき、“【図版”のほうが簡単だから。←意味、わかりますか?
不要なスペースの処理
Wordの原稿には、不要のスペースが多く含まれています。
44は、高度な検索と置換で記号「■」に置き換えて、見える化します。
下のようにスペースが必要な箇所は、手作業でスペースを入力します。
それ以外の不要な箇所は、
検索と置換で、削除します。
この方法は、早くて間違いが少ないです。
スタイルの当て漏れを探せ
44は、編集者からWord原稿を受け取ると、最初に、スタイルの当て漏れがないか調べます。
すべてのスタイルに色をつけます。
例えば、本文は緑色↓
見出しは紫色↓
赤い字には下線を加えたり、
最後に、黒い文字が残ったら、スタイルの当て漏れです。
編集者が編集するときも、スタイルに色をつけたほうが、間違いが減ります。
縦組みでの英語の扱い(その1)
下のWord原稿を
InDesignに配置すると、
縦組みの書籍は全角の英語が多いので、作戦としては、すべての英語を全角にします。
検索対象は、 [A-Za-z]
※半角入力です。
半角の英語が表示されます。
これを文字種の変換で、全角にします。
次に、全角のhttpを検索し、
表示された箇所を、
手で、必要な箇所を選択し、
半角にします。
半角にしました。
下のような英文はそんなに多くはないので、目視で半角にします。
Wordでふた桁の数字を検索する。
Wordでふた桁の数字を検索する──、ことができません、44は。
そこで、美しくない方法です。
検索は、[!0-9][0-9][0-9][!0-9]
ふた桁の数字のあたりが表示されるので、手作業で、半角に変換します。
縦組みでの数字の扱い(その1)
下のWord原稿を
InDesignに配置します。
文字がひっくりかえったり、ふた桁文字が縦に並びます。
縦組みでの数字は、
①ふた桁数字だけ、半角にする
②それ以外は、全角にする
そこで、一度、すべての数字を全角にします。
検索対象は、[0-9]
※半角で入力してください
すべての半角数字が選ばれます。
文字種の変換で、全角にします。
すべての数字が全角になりました。
ふた桁の数字だけ、目視で半角にしてください。
面倒ですが、見落とすとしたら、ふた桁数字だけになります。
InDesignでは、下のように表示されます。
〈注意!〉小数点は、中黒「・」です。
残念ながら44は、ふた桁数字を美しく検索することができませんが、あたりをつけることができます。
下の記事です。
〈Word〉文字種変換のショートカットキーを使う
Wordの、半角英語→全角に、みたいな文字種変換は、ショートカットキーにすると便利です。
縦組みのなかの英語
縦組みのなかの半角英語は、横向きになります。
全角英語にすると、
以下の英語は、全角に変換する必要があります。
数字はふた桁数字のみ、半角。
ひと桁、3桁以上は全角です。