Wordで、ひと桁の数字だけを全角に変換します。
〈味噌→〉英文のなかのひと桁数字は、選択されません。

高度な検索と置換の検索対象は、
[、-龠][0-9][、-龠]

検索結果は↓

「文字種の変換」で、

ひと桁の数字だけが、全角になりました。

英文中の数字は、変わっていません。
けど、この方法には欠点があります。
で↓
ひと桁数字だけを全角にする動画↓
正規表現は見よう見まね
Wordで、ひと桁の数字だけを全角に変換します。
〈味噌→〉英文のなかのひと桁数字は、選択されません。
高度な検索と置換の検索対象は、
[、-龠][0-9][、-龠]
検索結果は↓
「文字種の変換」で、
ひと桁の数字だけが、全角になりました。
英文中の数字は、変わっていません。
けど、この方法には欠点があります。
で↓
ひと桁数字だけを全角にする動画↓
縦組みでは、引用符(ダブルクォーテーション)が正しく表示されません。
ほかの形の引用符に変えます。
ややこしいことに、引用符は書体によって表示が変わります。
Wordの原稿で、2種類の引用符を使いました。
これをInDesignに配置すると、下のように変な具合になりますが、
実は、書体を変更するだけで、正しく表示されます。
リュウミンでは、問題なく表示されます。
ヒラギノ明朝を試すと、正しく表示されません。
引用符(ダブルクォーテーション)の解決策は、ふたつ。
根本的な解決策は、「InDesignで引用符をどうすればいいのか – ものかの」に詳しいです。
※44のバージョンはccではないので、試していません。
Wordの「高度な検索と置換」は呪文のような記号で、魔法をかけます。
下の例文から、[ ]と[ ]に挟まれた文字を選択します。
[ ]は半角です。
この魔法は、とても役に立つ魔法です。
①「検索対象」に [ を入力しますが、検索されません↓
[ は、検索条件で使われる呪文なので、検索されないのです。
②そこで「検索対象」に呪文を足して \[ とすると、
[ が選択されました↓
\ は、検索対象であることを指示するための呪文です。
つまり [ ] を検索するには、呪文を足して、[ を \[ にし、] は \] です。
③「検索対象」に ? という呪文を足して、 \[?\] と入れると、
[ ] と [ ] に挟まれた文字がひとつだけ選択されます↓
\[?\] は、[ ]と[ ]に挟まれた文字をひとつ、という意味です。
④「検索対象」に \[??\] と入れると、 [ ] と挟まれた文字がふたつだけ選択されます。
\[??\] は、[ ]と[ ]に挟まれた文字をふたつ、という意味です。
? の数だけ、文字数が増えます。
⑤「検索対象」に \[???\] と入れると、 [ ] と挟まれた文字がみっつだけ選択されます。
\[???\] は、[ ]と[ ]に挟まれた文字をみっつ、という意味です。
⑥「検索対象」に \[*\] と入れると、 [ ] と挟まれた文字が数に関係なく選択されます。
\[*\] は、[ ]と[ ]に挟まれた文字をゼロ以上、という意味です。
上の赤い枠で囲まれた箇所は、文字がないのに選択されました。
Wordの高度な検索と置換は、InDesignの正規表現と似ています。
本文組みで活躍する技です。
まとめ
? * \ のような呪文を使って、高度な検索と置換をするという話なんですが、わかりますかね?
いまはまだ、雰囲気だけを感じてください。
WordのデータをOpenofficeで編集すると、色の属性が消えることがわかりました。
Wordでは、文字に触ると、色パレットの該当色が細い罫線で囲まれます。
しかし、Openofficeで編集すると該当する色が表示されません。
これでは、高度な検索と置換が使えません。
というわけで、Openofficeで編集しないこと!
検索文字列 → 《([0-9a-zA-Z_\.\-]@)》
置換後の文字列 → \1
Wordで、日本語文のなかの半角「,」だけを全角にします。確認しやすいように、蛍光ペンをひきます。
下の青い囲みの「,」は、半角です。
ふたつの手法を紹介します。
①高度な検索と置換です。
検索対象 → ([!A-Za-z])(,) ※すべて半角入力
置換後の文字列 → \1, ※\1のうしろに、全角の「,」
「ワイルドカードを使用する」にチェックを入れる。
置換後の書式 → 蛍光ペン
③全角の「,」に置換され、蛍光ペンがひかれました。
もうひとつの方法。
①下のサンプルで、
②検索対象 → ([\!-~])[,]([\!-~])
オプション → ワイルドカード
置換後の文字列 → \1, \2
置換後の文字列 → 目視できるように、蛍光ペン
③スペースが入りました↓
なんども書くけど、蛍光ペンは修正箇所を目視するため。
Wordで編集するとき、半角と全角の「,」が混在していたら、蛍光ペンで印をつけると間違いを探しやすいです。
①半角と全角の「,」が混在しています↓
②高度な検索と置換を開き、全角の「,」を検索対象にコピペします。
ワイルドカードにチェックをいれます。
③置換では、置換後の文字列を蛍光ペンにします。
④蛍光ペンがひかれた箇所は正しく、蛍光ペンのない箇所は半角ということになります。手動で修正します。
⑤逆に、半角の「,」に蛍光ペンをつけると↓
どちらか、お好きな方を!
Wordの検索と置換《半角⇄全角》です。
半角のカタカナを全角にします。
検索対象 → [、-ン]
半角カタカナ以外も選ばれましたが、気にせず↓
「全角」を指示します↓
全角のカタカナになりました↓
次に、全角の数字を半角にするには、
検索対象 [0-9] ※数字だけ全角入力、ほかは半角入力↓
全角数字が選ばれるので、「半角」を指定します↓
半角になりました↓
検索対象一覧です(参考サイト)↓
全角数字 | [0-9] |
半角数字 | [0-9] |
全ての数字(半角/全角) | [0-90-9] |
半角英字 | [a-zA-Z] |
全角英字 | [a-zA-Z] |
全ての英字(半角/全角) | [a-zA-Za-zA-Z] |
全ての半角英数字(半角記号含) | [\!-~] ※参考サイト |
全角英数字 | [0-z] (又は[0-9a-zA-Z] |
全角文字(英数字以外。ひらがな/カタカナ/漢字/記号) | [、-龠] |
全角文字(ひらがな/カタカナ/漢字/記号/英数字)… | [、-龠0-9a-zA-Z] |
漢字 | [一-龠] |
日本語(全角英数除外) | [、-龠] |
日本語(全角英数記号、カナ含む) | [、-ン] |