縁あって、ほかのデザイナーの仕事を引き継いだら、InDesignに不要な特色が混ざってました。
2色印刷なのに、3色もあるぞ。イラストレーターの図版やInDesignのあちこちに、大量に。
明日、納品だというのに、どうしたらいいのでしょう?
必要のない特色を消す方法、Illustrator編とInDesign編です。
まず、InDesign編(本当はInDesignだけで解決できるのですが、Just in case)。
分版を開きます。
色分解を表示すると、「特色/アカ」なるものがいました。
こいつが犯人です。
スウォッチ設定を開きます。
カラータイプを「特色」を
「プロセス」に変更します。
犯人の「特色/アカ」が消えました↓
これで解決!
でもですね、必要ない作業だけれども、あえて説明しますが、念のためにIllustrator編。
図版から、必要のない特色を消す方法です。
まず、犯人探しです。
分版を開きます。
色分解を表示すると、犯人の「特色/アカ」で出てきました。
左の目のマークをクリックして、「特色/アカ」だけを表示します。
ページでは、「特色/アカ」だけが表示されています。
大量に隠れています↓
配置されたIllustratorのデータを開きます。
犯人の特色は、スウォッチに表示されています。
右隅に三角形がある特色マークです。
スウォッチオプションを開き、
カラータイプ→プロセスカラー
グローバルのチェックを外す
これでスウォッチの特色から、三角形マークが消えました。
つまり、特色はもうありません。
InDesignのページでも、特色のオブジェクトが消えました。
InDesignの分版でも、犯人の「特色/アカ」も消えました。
けどですね、スウォッチには幽霊が残っているんですよね。
幽霊だから影響ないけど、怖いのです。