少し特殊な枠囲みです。文字に枠線が重なることと、角丸の変形を解決しました。

少し特殊な枠囲みです。

文字に枠線が重なる問題と、サイズを変更したときの角丸の変形を解決しました。

下のデザインを枠で囲みます。

見出しの最後の文字「り」の後ろに、枠のアンカーを入れます。

下のデザインになります。

説明しやすいように青色にしましが、最後にM20にします。

アンカーをつけたために、白い文字の上に枠線が重なっています。

これを解決します。

角丸にしない枠で囲みます。

枠のアンカーは、見出しの最後の文字「り」の後ろです。

枠のサイズは、左右天地それぞれ1ミリ小さくしますが、

それは、枠線の一部を切ると、天地左右が1ミリ大きくなるからです。

切断した線を文字にかからないように、適当に伸ばします。

枠のサイズが決定したら、最後に角丸にします。

最後に角丸にしたのは、枠のサイズを変更すると角丸が変形するからです。

のつもりだったけれど、いま検証したら変形しないです。

どうして?

縦組みに、横組みの脚注を入れたい。

縦組み本文に、横組みの脚注は入れられません。

で、脚注をアンカー付きオブジェクトにします。

しかしそれでは、本文行が増減に連動して脚注が動いてします。

さて、どうすればいいか。

完璧ではないのですが、以下の方法はいかがでしょう。

版面を大きくします。

アンカー付きオブジェクトの「段の上下境界線内に収める」にチェックを入れます。

アンカーの行が移動しても、脚注は動きません。

アンカーが次ページに送られると、脚注も一緒に移動します。

InDesignの縦組み本文で、横組みの脚注をレイアウトする方法。

実践はしていないのですが。。。

基本的なオブジェクトの配置。

オブジェクトを配置する方法は、いくつかあります。

基本的な方法です。

下の原稿の「い行」を頭として、ブジェクトを配置します。

「い行」です、「い行」。

オブジェクトを配置します。

オブジェクトの頭を「い行」にあわせます。

アンカー付きにしていないので、右肩のマークは青い四角形です。

回り込みを設定します。

※あとで、オブジェクトスタイルでも指定しますが、このほうが説明しやすいので。

アンカー付きにするために、青い四角形を1行上「あ行」のお尻に移動します。

「1行上」というのがポイントです。

青い四角形は、錨マークに変わりました。

オブジェクトを複数配置するときは、オブジェクトスタイルを作ったほうが面倒がないです。

チェックを入れるのは、

  • テキストの回り込みほか
  • アンカー付きオブジェクトオプション

テキストの回り込みのオフセットは、本文級数の「14Q」を単位付きで入力します。

本文級数にしたのは、単なる目安です。

オブジェクトとイラストの間にマージンが入りました。

ほかのオブジェクトを配置したときに、このオブジェクトスタイルを流用してください。

某書籍ではイラストがひとつのデータに描かれていたので、追記します。

一度、アンカー付きオブジェクトを解除します。

新しくライブラリを作ります。

解除したオブジェクトをライブラリに登録します。

Shiftを押しながら、ライブラリの上へクリック&ドラッグします。

新しくオブジェクトを配置するときは、

  • カーソルを行の先頭におき、ここでは「う行」の頭
  • ライブラリから、アイテムの割り付けをします→Controlを押しながら、オブジェクトをクリックします。

「う行」の頭にカーソルを置いていたので、オブジェクトは「え行」に揃います。

新しくイラストを配置するときにライブラリを使うと、すでにオブジェクトスタイルが適用されているので、工程が減ります。

ページの先頭行にイラストを配置したいときは↓

オブジェクトを配置するときは、1行上にアンカーをおくこと。

オブジェクトを配置するときは、1行上にアンカーをおきます。

つまり、下の位置にカーソルを置いて、

オブジェクトを配置すると、

文字とイラストが重なります。

回避する技は→「ページの先頭行に、アンカー付きオブジェクトを配置するときの裏技

直前に空白行があるなら、そこにカーソルをおいて、

こんな感じに配置できます。

空白行がないときは、どこにもカーソルをおかずにオブジェクトを配置して

あとから、上の行にアンカーを付けます。

いずれの場合も、回り込みの指定をしています。

アンカー付きオブジェクトのオプションは、カスタムです。

InDesignです。文中にオブジェクトを配置し、オブジェクトスタイルを作れば、あとあと面倒がない。

配置するオブジェクトが多いときは、オブジェクトスタイルを使いましょう!って話です。

では、動画をご覧ください。

InDesignです。オブジェクトの配置とオブジェクトスタイル

手順は、

  1. 文中にオブジェクトを配置し、
  2. オブジェクトスタイルを作ります。
  3. 新しいオブジェクトを配置しては、
  4. オブジェクトスタイルを適用します。
  5. アンカー付きオブジェクトのオプションは、「インラインまたは行の上」ではなく、「カスタム」です。

配置するオブジェクトが少ないとき。

オブジェクトスタイルを使わずに、アンカー付きオブジェクトの「行の上」で調整します。

InDesignです。オブジェクトの配置とオブジェクトスタイル

アンカー付きオブジェクトのアンカーは、ひとつ上の行にすること。

青囲みの箇所にイラストを配置します。

イラストを配置し、テキストの回り込みを設定します。

ひとつ上の行に、アンカーを設定します。

イラストと文字が近すぎます。

テキストの回り込みを設定します。

目安は、最低でも本文の級数。

ここでは、14Q と入力しました。

《注意↓》

アンカーは、イラストより上の行です。

もし、アンカーの位置をイラストと同じ行にしたら、

イラストと文字が重なってしまいます。

ページの先頭行に、アンカー付きオブジェクトを配置するときは→こちらの裏技へ

オブジェクトを配置すると、インデントが崩れる件。

横組みで、文章の左側にオブジェクトを配置すると、インデントが崩れます。

オブジェクトを配置したので、インデントが崩れました。

インデントを調整する方法です。

まず、オブジェクトの左右幅を調べます。

28mmです。

次に、テキストの回り込みを調べると、3.5mm。

オブジェクトと回り込みのサイズを足します。

28mm+3.5mm=31.5mm

段落スタイルのインデントの数値の後ろに、+31.5mm と入力します。

自動で、計算してくれます。

インデント欄に35mmと表示され、段落にインデントが適用されました。

以下、同様に、段落スタイルのインデントに +31.5mm と入力するだけです。