Wordで、日本語文のなかの半角「,」だけを全角にします。確認しやすいように、蛍光ペンをひきます。

Wordで、日本語文のなかの半角「,」だけを全角にします。確認しやすいように、蛍光ペンをひきます。

下の青い囲みの「,」は、半角です。

ふたつの手法を紹介します。


①高度な検索と置換です。

検索対象 → ([!A-Za-z])(,) ※すべて半角入力

置換後の文字列 → \1, ※\1のうしろに、全角の「,」

「ワイルドカードを使用する」にチェックを入れる。

置換後の書式 → 蛍光ペン


③全角の「,」に置換され、蛍光ペンがひかれました。

 


もうひとつの方法。

①下のサンプルで、


②検索対象 → ([\!-~])[,]([\!-~])

オプション → ワイルドカード

置換後の文字列 → \1, \2

置換後の文字列 → 目視できるように、蛍光ペン


③スペースが入りました↓

なんども書くけど、蛍光ペンは修正箇所を目視するため。

Wordで編集するとき、蛍光ペンで印をつけると便利。

Wordで編集するとき、半角と全角の「,」が混在していたら、蛍光ペンで印をつけると間違いを探しやすいです。

①半角と全角の「,」が混在しています↓

②高度な検索と置換を開き、全角の「,」を検索対象にコピペします。

ワイルドカードにチェックをいれます。

③置換では、置換後の文字列を蛍光ペンにします。

④蛍光ペンがひかれた箇所は正しく、蛍光ペンのない箇所は半角ということになります。手動で修正します。


⑤逆に、半角の「,」に蛍光ペンをつけると↓

どちらか、お好きな方を!

 

見出しに飾り枠を入れる方法(検索と置換でアンカー付きオブジェクトを配置する)

一括で、見出しの飾り枠を配置する方法です。

目次

  • オブジェクトスタイルを使う
  • ライブラリーへ登録
  • 検索と置換で一括で配置
  • 段落スタイルのオーバーライドを消去

①デザインします。

飾り枠はイラストレーターで作り、配置しただけです。

まだ、アンカーを付けません。


②オブジェクトスタイルを作って、あてます。


③ライブラリーに登録します。


④原稿に、記号をつけておきます。

ここでは★を使います。

 


⑤検索と置換です。

このとき、見出しの段落スタイルを指定します。

⑥アンカー付きオブジェクトとして配置されましたが、まれにレイアウトが崩れているときがあります。


⑦段落スタイルのオーバーライドを消去すると、


⑧修正されます。


全ページの見出しを一括で処理できます。

インデントの基本。1行目の頭を出すとき

1行目の頭が出る、インデントです。


まず、2行目の文頭の位置を指定します。

ひと文字ぶん下げるので、ここでは14級です。


段落全体が、ひと文字ぶん下がります。

 


次に、1行目の出っ張るぶんだけ、数字をマイナスをつけて入力します。

ここでは、ひと文字ぶんの14Qです。


これで完成。

1行目の頭が出ました。


おさらいすると、手順は

  1. まず、2行目以降の頭の位置を入力
  2. そこからどれだけ1行目の頭をだすか、入力

この順番が大切。

じゃないと、混乱しませんか?

InDesignにイラストを配置する一番簡単な方法

まずは、動画をどうぞ↓

InDesignにイラストを配置する一番簡単な方法
  1. カーソルを本文のなかでクリックしてから、
  2. イラストを「配置」します←これだけでアンカー付きオブジェクト
  3. 左右中心あわせは、行揃えをクリックするだけ。
  4. イラストの大きさは、「拡大縮小」にカーソルを置き、矢印キークリックすると、ちゃちゃちゃです。

本文中に、文字のあるIllustratorのマークを入れるとき、ふたつの注意点

本文中に、文字のあるIllustratorのマークをいれます。

面倒がないのは、

  1. アウトライン化
  2. オブジェクトスタイルを使う

例えば、下の4行で

オブジェクトの

  1. 回り込み
  2. オフセットの左右

を指定すると、

スタイルのあたっている文字の前後に、スペースを入れられます。

これは、とても便利!

下のサンプルの行は、グリッドに沿っています。

しかし、インラインのYオフセットを調整すると、

行送りが崩れます。

 

「行送りの基準位置」を「仮想ボディの中央」にすると、

アウトライン化されたマークの行だけ、グリッドに戻りました。

ということで、

  1. アウトライン化して
  2. オブジェクトスタイルを使うこと

ちなみに、アンカー付きオブジェクトにすると

マークと文字が重なります。

回り込みをしていても↓

これはいったいどういう理屈なんですかね?

オブジェクトスタイルを使うと、字間の調整が簡単です。

 

段落境界線の幅「テキスト」と「列」は、デザインに使えます。

段落境界線の幅には、「テキスト」と「列」の2種類があります。

これは、デザインに使えます。


まず、境界線。

幅は、「」にします↓


次に、境界線。

幅は、「テキスト」にします。


仕上がりは、


「左インデント」と「右インデント」を使えば、罫線の始まり位置と終わり位置も調整できます↓