基本的なオブジェクトの配置。

オブジェクトを配置する方法は、いくつかあります。

基本的な方法です。

下の原稿の「い行」を頭として、ブジェクトを配置します。

「い行」です、「い行」。

オブジェクトを配置します。

オブジェクトの頭を「い行」にあわせます。

アンカー付きにしていないので、右肩のマークは青い四角形です。

回り込みを設定します。

※あとで、オブジェクトスタイルでも指定しますが、このほうが説明しやすいので。

アンカー付きにするために、青い四角形を1行上「あ行」のお尻に移動します。

「1行上」というのがポイントです。

青い四角形は、錨マークに変わりました。

オブジェクトを複数配置するときは、オブジェクトスタイルを作ったほうが面倒がないです。

チェックを入れるのは、

  • テキストの回り込みほか
  • アンカー付きオブジェクトオプション

テキストの回り込みのオフセットは、本文級数の「14Q」を単位付きで入力します。

本文級数にしたのは、単なる目安です。

オブジェクトとイラストの間にマージンが入りました。

ほかのオブジェクトを配置したときに、このオブジェクトスタイルを流用してください。

某書籍ではイラストがひとつのデータに描かれていたので、追記します。

一度、アンカー付きオブジェクトを解除します。

新しくライブラリを作ります。

解除したオブジェクトをライブラリに登録します。

Shiftを押しながら、ライブラリの上へクリック&ドラッグします。

新しくオブジェクトを配置するときは、

  • カーソルを行の先頭におき、ここでは「う行」の頭
  • ライブラリから、アイテムの割り付けをします→Controlを押しながら、オブジェクトをクリックします。

「う行」の頭にカーソルを置いていたので、オブジェクトは「え行」に揃います。

新しくイラストを配置するときにライブラリを使うと、すでにオブジェクトスタイルが適用されているので、工程が減ります。

ページの先頭行にイラストを配置したいときは↓

オブジェクトを配置するときは、1行上にアンカーをおくこと。

オブジェクトを配置するときは、1行上にアンカーをおきます。

つまり、下の位置にカーソルを置いて、

オブジェクトを配置すると、

文字とイラストが重なります。

回避する技は→「ページの先頭行に、アンカー付きオブジェクトを配置するときの裏技

直前に空白行があるなら、そこにカーソルをおいて、

こんな感じに配置できます。

空白行がないときは、どこにもカーソルをおかずにオブジェクトを配置して

あとから、上の行にアンカーを付けます。

いずれの場合も、回り込みの指定をしています。

アンカー付きオブジェクトのオプションは、カスタムです。

InDesignです。文中にオブジェクトを配置し、オブジェクトスタイルを作れば、あとあと面倒がない。

配置するオブジェクトが多いときは、オブジェクトスタイルを使いましょう!って話です。

では、動画をご覧ください。

InDesignです。オブジェクトの配置とオブジェクトスタイル

手順は、

  1. 文中にオブジェクトを配置し、
  2. オブジェクトスタイルを作ります。
  3. 新しいオブジェクトを配置しては、
  4. オブジェクトスタイルを適用します。
  5. アンカー付きオブジェクトのオプションは、「インラインまたは行の上」ではなく、「カスタム」です。

配置するオブジェクトが少ないとき。

オブジェクトスタイルを使わずに、アンカー付きオブジェクトの「行の上」で調整します。

InDesignです。オブジェクトの配置とオブジェクトスタイル

検索と置換で、見出しにオブジェクトを入れるときの手順3つです。

InDesignです。

検索と置換で、見出しにオブジェクトを入れるときの3つの手順です。

①置換したあと、段落スタイルのオーバーライドを削除する

②オブジェクトスタイルの「アンカー付きオブジェクトオプション」をインラインから、カスタムに変更する

③「アンカー付き位置」を調整する

検索と置換で、見出しにオブジェクトを入れるときの手順3つ。

InDesignの検索と置換は、クエリに保存すると便利です。

InDesignの検索と置換のクエリの使い方です。

動画にしました↓

 

InDesignの検索と置換のクエリはこんなに便利

①ライブラリからオブジェクトを取り出す

②カットする(クリップボードに保存)

③あらかじめ保存しておいたクエリを指定して、「すべてを置換」する

④置換後は、デザインが崩れていることが多いので、オーバーライドを消去します。

見出しに飾り枠を入れる方法(検索と置換でアンカー付きオブジェクトを配置する)

一括で、見出しの飾り枠を配置する方法です。

目次

  • オブジェクトスタイルを使う
  • ライブラリーへ登録
  • 検索と置換で一括で配置
  • 段落スタイルのオーバーライドを消去

①デザインします。

飾り枠はイラストレーターで作り、配置しただけです。

まだ、アンカーを付けません。


②オブジェクトスタイルを作って、あてます。


③ライブラリーに登録します。


④原稿に、記号をつけておきます。

ここでは★を使います。

 


⑤検索と置換です。

このとき、見出しの段落スタイルを指定します。

⑥アンカー付きオブジェクトとして配置されましたが、まれにレイアウトが崩れているときがあります。


⑦段落スタイルのオーバーライドを消去すると、


⑧修正されます。


全ページの見出しを一括で処理できます。

InDesignの地図

InDesignの地図です。

     
見出しのオブジェクト 記事→
見出し
見出しの前の1行アキ 記事→
特定語句の見出し 記事→
ルビ 記事→
条件語句に文字スタイル 記事→
対談 記事→
:の位置を揃える
下線 記事→
強調文字
文中のイラスト 記事→
カンマやピリオドで揃える 記事→
段分割 記事→
連番/自動番号(箇条書き) 記事→
インデント 記事→
表の始まる位置を行送りにあわせる 記事→
本文にあわせた柱(テキスト変数) 記事→
表のヘッダーを次のページにも 記事→
タブ 記事→
【】を目印に、検索と置換で段落と文字のスタイルをあてる 記事→
文頭の網をとる 記事→
本文中に枠囲みの文字を入れる 記事→
かっこ不揃い 記事→
ふた桁以上の全角数字を半角にする 記事→
条件付きで文字スタイルをあてる 記事→
中黒等の字形(記号)※中黒を左右中心に→「中黒問題①文中と文頭が同じ②左右中心にない 記事→

 

 

〈InDesignの地図〉①見出しのオブジェクト②見出し

〈InDesignの地図〉

①見出しのオブジェクト

②見出し

あらかじめ、オブジェクトをライブラリに登録してください→記事「オブジェクトをライブラリに登録し、ライブラリから定位置に配置します。


見出しの頭に記号「★」をつけます↓


ライブラリからオブジェクトを出し、コピーします↓


検索と置換をします↓


見出しにオブジェクトが配置され、見出しの段落スタイルがあたりました。

しかし、見出しの行間が狭い↓


見出しの段落スタイルで、段落前のアキを調整しました。

1行目の見出しは、位置が変わりません。


次の見出しも検索と置換です↓


段落スタイルが適用されました↓

オブジェクトをライブラリに登録し、ライブラリから定位置に配置します。

アンカー付きオブジェクトオプションで位置を確定します↓


オブジェクトスタイルを作ります↓


アンカーを解除し↓


Shiftを押しながら、ライブラリーへドラッグ&ドロップ↓


ライブラリの使い方


文頭にカーソルを置き、controlを押しながら「アイテムの割り付け」↓

 


オブジェクトが定位置に配置されました↓