①段落スタイルだけで、文字スタイルのない例↓

②段落スタイルをあててから、数字にだけ文字スタイル↓

上の場合、手動で文字スタイルを当てません。
自動化します。
段落スタイルに「正規表現スタイル」を仕込みます。

段落スタイルをあてると、自動的に、文字スタイルが反映されます。
もし、数字が文字化けしたら、

数字が全角だからです。
半角数字に打ち直せば、正しく表示されます。
正規表現は見よう見まね
①段落スタイルだけで、文字スタイルのない例↓

②段落スタイルをあててから、数字にだけ文字スタイル↓

上の場合、手動で文字スタイルを当てません。
自動化します。
段落スタイルに「正規表現スタイル」を仕込みます。

段落スタイルをあてると、自動的に、文字スタイルが反映されます。
もし、数字が文字化けしたら、

数字が全角だからです。
半角数字に打ち直せば、正しく表示されます。
下の例では、μ と前の文字との間隔が広いです。
手作業hでは時間がかかるので、検索と置換で一括で狭めます。

μ の前の文字に「字間を狭くする」文字スタイルをあてます。
検索と置換の正規表現で、「肯定先読み」というテクニックです。

文字スタイル「字送り」の設定は、

字間が詰まりました。

条件がはっきりしていれば、検索置換の幅が広がります。
面倒な修正があれば、相談してください。
1時間かかる作業が、1分で終わるかもしれません。
記事「引用符(ダブルクォーテーション)は、書体によって形が違う件」から続きます。
ヒラギノ明朝では、引用符(ダブルクォーテーション)は正しく表示されません。

自動的に、リュウミンの文字スタイルがあたり、引用符(ダブルクォーテーション)が表示されました。

記号を変える解決策は、「検索と置換」
自動的に色や書体を変える方法です。
これは役に立つ機能です。
いろんな手法があります。
一番わかりやすいのは、かっこ()のなかだけを色文字にします。
例えばこれ↓

段落スタイルの正規表現スタイルに指示します。
「(」から「)」まで、青い色にしなさい、と。
テキストという箇所に入力する暗号が、正規表現と呼ばれる一種のプログラムです。
これについては44も勉強中なので、その都度、質問してください。

文字を入れるだけで、かっこ()とそのなかの文字は、自動的に青い色になります↓

数字だけなら↓

数字だけを色変えしなさい!
という指示です。
こうなります↓

かっこではなく、スペースを使うと↓

便利な具合を動画にしました↓
条件を工夫すると、好きなように文字スタイルをあてられます。
本文の中で、「第」と「章」に挟まれた数字だけに文字スタイルをあてます↓

本文の段落スタイルの正規表現スタイルを設定します↓

テキスト欄 → (?<=第)\d+(?=章)
【】を目印にして、検索と置換で段落スタイルをあて、段落スタイルの正規表現スタイルで、文字スタイルを適用します↓

原稿には、本文の段落スタイルをあてます↓

検索と置換で、段落スタイル「【】で始まる段落」をあてます↓

段落スタイル「【】で始まる段落」の正規表現スタイルは↓

全行一括で変換されました↓

AとBのふたつの方法があります。
最初はA、慣れたらBを使ってください。
A. 対談用の段落スタイルを作り、正規表現スタイルを使います。
文頭の「:」のつく名前だけ、文字スタイルがあたります↓

正規表現スタイルは↓

文頭の名前にだけ文字スタイルがあたりましたが、「:」のラインが揃っていません↓

「:」を揃えるための文字スタイルを用意します↓

対談用の段落スタイルの正規表現スタイルに、新しく↓
「:」 のラインが揃いました↓

検索と置換方式↓
B. すべて、本文の段落スタイルをあてます↓

検索と置換をします↓

該当行にだけ、対談の段落スタイルがあたります↓

条件語句とは、例えば本文中にある
1,234円のような金額だけに文字スタイルがあたります↓

お尻に「円」がつかない数字、数字のつかない「円」は選ばれません。
本文の段落スタイルの正規表現スタイルの機能です↓

テキスト欄→ (?<=.)[\d,]+円(?=.)
ほかにも、「君」付きの「佐藤」だけを選ぶとか↓

タブの基本です。

ここで紹介するのは、3つ。

リーダー罫を使うなら、タブ用の段落スタイルを作ったほうがいいです。
リーダー罫は、文字とのアキが難しいです。
原稿にタブを入れます↓

リーダー欄に「…」や「・」を入れると↓

リーダーと文字のアキが揃いません↓

そこで、リーダー欄は空白のままにします↓

上の赤枠の箇所に、文字スタイルをあてます↓

文字スタイルは↓

しかし今度は、アキが狭い↓

以下をお読みください。
タブ用に新しく段落スタイルをつくります。
タブ設定で、

「,(カンマ)」で揃いました↓

段落スタイルの正規表現スタイルで、文字スタイルのリーダー罫を指定します。
リーダー罫線が引かれましたが、前後の隙間が狭いです↓

リーダー罫の文字スタイルは↓

リーダー罫の前後にアキがなく、詰まって見えます。
そこで、段落スタイルの正規表現スタイルで、まず罫線の前を空けます↓

次に、罫線の後ろ↓

完成↓

カッコ内のア、イ、ウだけ、ゴシック体に変えるとは↓

本文の段落スタイルの「正規表現スタイル」を使います。

正規表現は、

(?<=()[アイウエオカキクケコ](?=))
↑意味→直前に(、直後に ) がある「アイウエオカキクケコ」。
本文の段落スタイルを当てるだけで↓

ふた文字以上のア、イ、ウ、エ、オ、カ、キ、ク、ケ、コには、適用されません。