フレームをひとつにして、オブジェクトスタイルをあてます。
3つのフレームが使われています←影は無視しますね、今回。
①赤い四角
②数字
③見出し
44なら、ひとつのテキストフレームにまとめます。
オブジェクトスタイルをあてます↓
オブジェクトスタイルで「フレーム内マージン」の右側を指定します↓
見出しに文字を入れて、フレームのサイズ変更をします。
文字数が変わったとき、機械的に枠の左右幅を変更できます。迷いがなく、統一がとれます↓
色替えくらいなら、オブジェクトスタイルでできるし。
オブジェクトスタイルの検索と置換
uchiからの質問の回答です。
残念ながら、完全解決ではありません。
ページが変更されて、
左右のページが入れ替わりました↓
この不具合を解決します。
検索と置換で、オブジェクトスタイルを変更します。
「検索と置換」→「オブジェクト」で下の赤囲みをクリックします↓
次に、「スタイルの編集」→「オブジェクトスタイルあり」をクリック↓
オブジェクトスタイルを選べます↓
同様に「置換オブジェクト形式」も↓
これで、オブジェクトスタイルを置換できます。
ただ、残念ながらダーシ「─」の位置が変わりません。
そこで、次の記事を↓
不便→テキストフレームが多いとコピペがたいへん。〈09〉まとめ。
下の記事の続きです↓
テキストフレームは、ひとつにまとめます。
ただし、版面からはみ出た文字のテキストフレームは本文に組み込めないので、オブジェクト扱いします。
オブジェクトは、記号「★」「◆」を使って、検索と置換で配置します←全ページ一括で処理できるため
記号を入れるので、原稿は下のようになります。
オブジェクトは必ず、オブジェクトスタイルを使います。
数字は入力しないで、スクリプトで自動化します。
改行で、行アキを調整しないこと。
行アキの調整は、段落スタイルの「段落前のアキ」か「段落後のアキ」を使うこと。
版面からはみ出した文字も本文のテキストフレームに取り込むことができます。
ツールで作成した枠で、見出しを囲む。
記事「」の枠をオブジェクトにします。
「大見出し」の複製を作ります。
複製では、段落境界線のチェックを外します。
飾りの枠を作ります。
罫線と枠をグループ化してから、正しい位置に配置します。
オブジェクトスタイルを作ります。
とりあえず、オブジェクトスタイルの基本属性は、「アンカー付きオブジェクトオプション」だけにします。
見出しの文頭に、アンカーを付けます。
「アンカー付きオブジェクトスタイル」は「カスタム」にします。
「アンカー付き位置」を調整します。
オブジェクトをコピーしてから、検索と置換をします。
検索文字列 → ^★
置換文字列 → ~c
置換形式 → 段落スタイル
見出しに段落スタイルがあたりました。
しかし、2行見出しではデザインが崩れています。
オブジェクトスタイル「枠」を複製します。
「アンカー付き位置」を調整します。
以降の2行の見出しは、目視で手動でオブジェクトスタイルをあてます。
図表のタイトルにオブジェクトを使う。
図表のタイトルの頭に、オブジェクトを入れます。
検索文字列 → ^(図表\d:)
置換文字列 → ~c$1
置換終了↓
基本的なオブジェクトの配置。
オブジェクトを配置する方法は、いくつかあります。
基本的な方法です。
下の原稿の「い行」を頭として、ブジェクトを配置します。
「い行」です、「い行」。
オブジェクトを配置します。
オブジェクトの頭を「い行」にあわせます。
アンカー付きにしていないので、右肩のマークは青い四角形です。
回り込みを設定します。
※あとで、オブジェクトスタイルでも指定しますが、このほうが説明しやすいので。
アンカー付きにするために、青い四角形を1行上「あ行」のお尻に移動します。
「1行上」というのがポイントです。
青い四角形は、錨マークに変わりました。
オブジェクトを複数配置するときは、オブジェクトスタイルを作ったほうが面倒がないです。
チェックを入れるのは、
- テキストの回り込みほか
- アンカー付きオブジェクトオプション
テキストの回り込みのオフセットは、本文級数の「14Q」を単位付きで入力します。
本文級数にしたのは、単なる目安です。
オブジェクトとイラストの間にマージンが入りました。
ほかのオブジェクトを配置したときに、このオブジェクトスタイルを流用してください。
某書籍ではイラストがひとつのデータに描かれていたので、追記します。
一度、アンカー付きオブジェクトを解除します。
新しくライブラリを作ります。
解除したオブジェクトをライブラリに登録します。
Shiftを押しながら、ライブラリの上へクリック&ドラッグします。
新しくオブジェクトを配置するときは、
- カーソルを行の先頭におき、ここでは「う行」の頭
- ライブラリから、アイテムの割り付けをします→Controlを押しながら、オブジェクトをクリックします。
「う行」の頭にカーソルを置いていたので、オブジェクトは「え行」に揃います。
新しくイラストを配置するときにライブラリを使うと、すでにオブジェクトスタイルが適用されているので、工程が減ります。
ページの先頭行にイラストを配置したいときは↓
オブジェクトを配置するときは、1行上にアンカーをおくこと。
オブジェクトを配置するときは、1行上にアンカーをおきます。
つまり、下の位置にカーソルを置いて、
オブジェクトを配置すると、
文字とイラストが重なります。
直前に空白行があるなら、そこにカーソルをおいて、
こんな感じに配置できます。
空白行がないときは、どこにもカーソルをおかずにオブジェクトを配置して
あとから、上の行にアンカーを付けます。
いずれの場合も、回り込みの指定をしています。
アンカー付きオブジェクトのオプションは、カスタムです。
InDesignです。文中にオブジェクトを配置し、オブジェクトスタイルを作れば、あとあと面倒がない。
配置するオブジェクトが多いときは、オブジェクトスタイルを使いましょう!って話です。
では、動画をご覧ください。
手順は、
- 文中にオブジェクトを配置し、
- オブジェクトスタイルを作ります。
- 新しいオブジェクトを配置しては、
- オブジェクトスタイルを適用します。
- アンカー付きオブジェクトのオプションは、「インラインまたは行の上」ではなく、「カスタム」です。
配置するオブジェクトが少ないとき。
オブジェクトスタイルを使わずに、アンカー付きオブジェクトの「行の上」で調整します。
検索と置換で、見出しにオブジェクトを入れるときの手順3つです。
InDesignです。
検索と置換で、見出しにオブジェクトを入れるときの3つの手順です。
①置換したあと、段落スタイルのオーバーライドを削除する
②オブジェクトスタイルの「アンカー付きオブジェクトオプション」をインラインから、カスタムに変更する
③「アンカー付き位置」を調整する