オブジェクトを配置するときは、1行上にアンカーをおくこと。

オブジェクトを配置するときは、1行上にアンカーをおきます。

つまり、下の位置にカーソルを置いて、

オブジェクトを配置すると、

文字とイラストが重なります。

回避する技は→「ページの先頭行に、アンカー付きオブジェクトを配置するときの裏技

直前に空白行があるなら、そこにカーソルをおいて、

こんな感じに配置できます。

空白行がないときは、どこにもカーソルをおかずにオブジェクトを配置して

あとから、上の行にアンカーを付けます。

いずれの場合も、回り込みの指定をしています。

アンカー付きオブジェクトのオプションは、カスタムです。

InDesignです。文中にオブジェクトを配置し、オブジェクトスタイルを作れば、あとあと面倒がない。

配置するオブジェクトが多いときは、オブジェクトスタイルを使いましょう!って話です。

では、動画をご覧ください。

InDesignです。オブジェクトの配置とオブジェクトスタイル

手順は、

  1. 文中にオブジェクトを配置し、
  2. オブジェクトスタイルを作ります。
  3. 新しいオブジェクトを配置しては、
  4. オブジェクトスタイルを適用します。
  5. アンカー付きオブジェクトのオプションは、「インラインまたは行の上」ではなく、「カスタム」です。

配置するオブジェクトが少ないとき。

オブジェクトスタイルを使わずに、アンカー付きオブジェクトの「行の上」で調整します。

InDesignです。オブジェクトの配置とオブジェクトスタイル

アンカー付きオブジェクトのアンカーは、ひとつ上の行にすること。

青囲みの箇所にイラストを配置します。

イラストを配置し、テキストの回り込みを設定します。

ひとつ上の行に、アンカーを設定します。

イラストと文字が近すぎます。

テキストの回り込みを設定します。

目安は、最低でも本文の級数。

ここでは、14Q と入力しました。

《注意↓》

アンカーは、イラストより上の行です。

もし、アンカーの位置をイラストと同じ行にしたら、

イラストと文字が重なってしまいます。

ページの先頭行に、アンカー付きオブジェクトを配置するときは→こちらの裏技へ

オブジェクトを配置すると、インデントが崩れる件。

横組みで、文章の左側にオブジェクトを配置すると、インデントが崩れます。

オブジェクトを配置したので、インデントが崩れました。

インデントを調整する方法です。

まず、オブジェクトの左右幅を調べます。

28mmです。

次に、テキストの回り込みを調べると、3.5mm。

オブジェクトと回り込みのサイズを足します。

28mm+3.5mm=31.5mm

段落スタイルのインデントの数値の後ろに、+31.5mm と入力します。

自動で、計算してくれます。

インデント欄に35mmと表示され、段落にインデントが適用されました。

以下、同様に、段落スタイルのインデントに +31.5mm と入力するだけです。

写真やイラストをたくさん配置するとき、楽な方法《その2◉Bridgeのコンパクトモード》

イラストや写真の点数が多いとき、Bridgeのコンパクトモードが役に立ちます。

InDesignで、写真等をたくさん配置するとき、Bridgeのコンパクトモードが便利です。

手順です。

Bridgeで写真等を表示します。

①の箇所で写真フォルダを選択すると、②の欄に表示されます。

コンパクトモードにします。

InDesignのフレーム調整オプションは、下のようにチェックを入れます。

オブジェクトのサイズに調整され、天地左右中心揃えになります。

写真やイラストをたくさん配置するとき、楽な方法《その1◉配置で複数のオブジェクトを選択》

配置するとき、複数のオブジェクトを選べます。

ものすごく作業が楽になります。

つまり、下の動画のように↓

InDesignに大量のオブジェクト(写真等)を配置するとき

使わないオブジェクトがあれば、escでスキップできます。

フレーム調整オプションは、

下のようにチェックを入れると、丁度よいサイズになり、天地左右中心揃えになります。

「ここまでインデント」のインデントが崩れているときは、「結合なし」を使います。

インデントのある文章の左側にオブジェクトを置くと、インデントが崩れます。

例えば、下のインデントです。

左側にオブジェクトを置くと、インデントが崩れました。

そこで、①の箇所にカーソルを立てて、「ここまでインデント」を使います。

インデントがかかりましたが、

微妙に崩れていることがあります。

これは、InDesignのバージョンによります。

崩れるバージョンのときは、①にカーソルをたてて「結合なし」を挿入し、

続いて「ここまでインデント」を入れます。

インデントが揃いました。

検索と置換で、見出しにオブジェクトを入れるときの手順3つです。

InDesignです。

検索と置換で、見出しにオブジェクトを入れるときの3つの手順です。

①置換したあと、段落スタイルのオーバーライドを削除する

②オブジェクトスタイルの「アンカー付きオブジェクトオプション」をインラインから、カスタムに変更する

③「アンカー付き位置」を調整する

検索と置換で、見出しにオブジェクトを入れるときの手順3つ。

InDesignの検索と置換は、クエリに保存すると便利です。

InDesignの検索と置換のクエリの使い方です。

動画にしました↓

 

InDesignの検索と置換のクエリはこんなに便利

①ライブラリからオブジェクトを取り出す

②カットする(クリップボードに保存)

③あらかじめ保存しておいたクエリを指定して、「すべてを置換」する

④置換後は、デザインが崩れていることが多いので、オーバーライドを消去します。