WordのスタイルをInDesignのスタイルに反映させる(蛍光ペンを使わない場合)

Word原稿のすべての文字に、オリジナルのスタイルをあてます。

オリジナルのスタイルは、名前の頭に目印「★か☆」をつけました。

注)★→InDesignでは段落スタイルになります。

注)☆→InDesignでは文字スタイルになります。

InDesignで、あらかじめ段落・文字スタイルを用意します。

①スタイル名はWordと同じ名前です(スタイルを作るときの注意点→https://design44.dtp.to/dtp/10331/)

②このスタイルは、ほかの書籍でも流用できます。

InDesignに、Wordを配置します。

「グリッドフォーマットの適用」のチェックを外すのを忘れないように。

WordのスタイルをInDesignのスタイルに反映させる。

WordとInDesignのスタイルがリンクしなかったときは、スタイルの横にマークがつきます。

マークのついたスタイルを調整します。

Wordから来た文字スタイルを調整する。

Wordに改ページを入れたほうが、便利です。

でも、ひとつ余分な改行が増えるので、削除します。

Word原稿に改ページを入れると、InDesignで改行が増えるので削除する。

InDesignにWord原稿を配置すると、色がついてきます。

不要なので消します↓

Wordの蛍光ペンは、マクロがわからないので未解決事案ということで。

すみません。

2022年の宿題にします。

WordのスタイルをInDesignで使う。

今日、新しい技を知りました。

WordのデータをInDesignに配置するとき、「グリッドフォーマットの適用」のチェックを外せば、

Wordのスタイルが、InDesignのスタイルとして反映されます。

と言ってもわかりにくいでしょうから、下の動画を↓

WordのスタイルをInDesignのスタイルとして流用する。

InDesignに移行された各スタイルの設定を変えることができます。

いずれまた記事にしますが、

①Word原稿に多くのスタイルが当てられているときは、

②InDesignに配置してから、

③段落・文字スタイルの設定を変えたほうが、作業的に楽ではないかと。


「グリッドフォーマットの適用」については、「mottainaiDTP」の照山さんに教えてもらいました。

ぜひ、下の動画を観てください。

特に2分過ぎから。

目指すのは、これです↓

Wordの蛍光ペンをInDesignに反映する0509

Wordのスタイルについて

Wordのスタイルです。

oh!のWord原稿を拝見していて、たいへんなことに気づきました。

3行のアキを指定しているスタイルなのに、アキがないのです。

1ページは15行です。

1行目に「3行アキ」の見出しを使うと

見出しの3行アキがないから、全体で18行あることになります。

本来は、3行のアキがなくてはならないのに。

スタイルを開き、

段落前の3行を、段落後の3行に変更します。

見出しの後に、3行空きました。

見出しが文中にくると、左の矢印部分が開くのが残念なんですが。

左の設定にすると、

見出しの前後のアキを揃えられます。ただ……

1ページにふたつ見出しが入ると、14行になってします。

文字が溢れるより、こちらのほうがいいと思います。

oh!の書籍を担当して(44の仕事風景)

サイズを加えた図版の指示のしかた

図版が配置される箇所には、

例えば、

・半分スペースなら【図版半】

・1ページサイズなら【図版全】

とサイズ付きで指示すると、わかりやすいです。

このとき、図版】の“”を前に持ってこないほうがいいです。

検索をするとき、“【図版”のほうが簡単だから。←意味、わかりますか?

不要なスペースの処理

Wordの原稿には、不要のスペースが多く含まれています。

44は、高度な検索と置換で記号「」に置き換えて、見える化します。

下のようにスペースが必要な箇所は、手作業でスペースを入力します。

それ以外の不要な箇所は、

検索と置換で、削除します。

この方法は、早くて間違いが少ないです。

スタイルの当て漏れを探せ

44は、編集者からWord原稿を受け取ると、最初に、スタイルの当て漏れがないか調べます。

すべてのスタイルに色をつけます。

例えば、本文は緑色↓

見出しは紫色↓

赤い字には下線を加えたり、

最後に、黒い文字が残ったら、スタイルの当て漏れです。

編集者が編集するときも、スタイルに色をつけたほうが、間違いが減ります。

Word原稿を受け取ったら、現在使われているスタイルを表示する

oh!の書籍を担当しました。

44の仕事風景、その1です。

※ここでは、英語、数字、記号、かっこ等の半角全角の揃えは省略しています。


Word原稿を受け取ったら、「現在使われているスタイルを表示」します。

使われているスタイルは、7つ。

「標準」と「フッター」は間違いかもしれないので、検索します。

下のように、検索できますか?

結果、「標準」は使用されていませんでした。

じゃ、なんで表示されているんだろう?と思わくもないけれど……

赤い文字にスタイルがあたっていない。

スタイルをあてます。

赤色の文字をスタイルに置換する。Wordの高度な検索と置換です。

実際にスタイルがあったかどうかをチェックするには、

Wordです。スタイルがあたっているか、色を替えて確認する。

事故の元を発見しました。

図版のタイトルとコメントが、ルールなく混在しています。

そこで、

図版タイトルは、青い字のスタイルに。

コメントは、斜体のスタイルにわけました。

よって、現在使われているスタイルは下のようになります。

改ページを文字に置換します。

Wordの文字をプレーンテキストにする前に、改ページを文字に置換する。

「テキスト加工済み」という名前をつけて、別名保存します。

それをプレーンテキストに別名保存します。

3つのファイルになりました。

Wordのオリジナルスタイルセットをダウンロードしてください。

編集しやすいようにオリジナルのスタイルを作りました。

使い方を説明します。

下のスタイルセットをダウンロードしてください。

ダウンロードしたデータを開いて、「フォーマット」→「スタイル」と選び、

「構成内容変更」をクリックします。

①の欄にあるスタイルの中から、かっこ [ ] で挟まれているスタイルを選び、②のコピーをクリックし、③で閉じてください。

これで、使えるようになります(たぶん)。

いかがでしょう?